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ボランチは川崎勢ら多士済々、選手層の薄い左SBに2人の左利き――注目すべき国内の「A代表予備軍」【守備編】

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2020年10月15日

ボランチは代表経験者たちも好パフォーマンスで虎視眈々

川崎ではインサイドハーフでの起用も多い大島。川崎の快進撃を支えるひとりだ。(C) SOCCER DIGEST

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 ボランチに関しては柴崎岳(レガネス)、中山雄太、遠藤航(シュツットガルト)が2連戦に出場。中山が大きく株を上げたのが収穫だった。ただ、橋本拳人(ロストフ)が招集外になったこともあり、今回の3人で確定とは言い切れない。

 国内組に目を向けても、ロシア組の大島僚太、東京世代の田中碧(ともに川崎)という逸材がいるし、FC東京の安部柊斗、北海道コンサドーレ札幌の田中駿汰のような大卒新戦力も出てきている。G大阪の井手口陽介、鹿島の三竿健斗、神戸の山口蛍といった代表経験者たちも好パフォーマンスを見せており、虎視眈々と代表復帰を狙っている。彼らも日の丸をつけて戦えるだけの実績・能力を兼ね備えているだけに、11月以降の候補者に入ってくるはず。2021年3月以降の予選再開に向けて、人材は多ければ多いほどいいのが森保監督の本音だろう。

 とはいえ、このコロナ禍では国内組と海外組をすぐさま融合させる機会を作るのは容易ではない。11月もメキシコ戦は決まったが、国内組も呼べるかは不透明な情勢だ。だからこそ、インターナショナルマッチデー(IMD)に国内組だけの合宿を別途実施するのも一案ではないだろうか。ロシアで西野ジャパンのコーチを務めたV・ファーレン長崎の手倉森誠監督も同様の提言をしている。10月2連戦はA代表・東京五輪代表スタッフ全員がオランダに赴いたが、次回は半々に分かれて活動してもいい。そういう形で国内組の底上げを図ることも考えてほしい。

取材・文●元川悦子(フリーライター)
 
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