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森保J発足2年で変わりつつある勢力図… いま日本代表で不可欠な人材、試したい人材は?

カテゴリ:日本代表

加部 究

2020年09月30日

ポスト大迫の問題は、前線の配置変更で戦い方の幅を広げる方が効率的か

今回の欧州遠征への招集はないが、川崎の三笘は今後、日本代表の前線を活性化する存在となり得るはず。写真:サッカーダイジェスト

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 さらに長年の課題となっているポスト大迫だが、これは大迫の代わりを探すより手駒に即して戦い方の幅を広げる方が効率的だろう。敢えて近い資質を持つ選手にこだわるなら鈴木優磨だが、欧州で結果を出している鎌田大地や久保、南野、さらには国内で急成長中の三笘薫や古橋亨梧らの特徴を組み合わせるなら、ゼロトップ的発想への転換も面白い。

 こうして前線の配置が変われば、ボランチの配役にも影響する。森保監督が全幅の信頼で送り出す柴崎も、これ以上出場機会が確保できないなら、やはり自身のコンディションとチーム内の競争力が懸念される。ロシアに移籍した橋本拳人や国内でも守田英正、三竿健斗が充実しており、大島僚太、田中碧らとの組み合わせで新たな可能性も見えてくる。

 そして最近は層の厚さを増しているセンターバックも、吉田のバックアップの準備が要る。欧州でプレーする板倉滉、さらにはハーフナー・ニッキらの状況を見極めながら、国内でも急ピッチで成長を遂げている渡辺剛に国際試合への順応の機会を与えていくべきだろう。

文●加部 究(スポーツライター)
 
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