• トップ
  • ニュース一覧
  • モンゴル戦で森保一監督が堂安律に放った「刺激の矢」。激化するポジション争いが選手の意識に変化を生む

モンゴル戦で森保一監督が堂安律に放った「刺激の矢」。激化するポジション争いが選手の意識に変化を生む

カテゴリ:日本代表

佐藤俊

2019年10月11日

「チームが活性化するチャンス」

 ボランチには、橋本に加え、まだ板倉滉、三竿健斗、中山雄太、田中碧らの若手、さらに山口蛍、大島僚太らもいる。今は柴崎が軸になっているが、パートナー探しは、この日の選手起用を見ても、まだ続くだろう。
 
 今回、堂安と橋本に向けて、森保監督はメッセージ付の「刺激の矢」を放った。それは、とりわけレギュラー扱いになっていた堂安に出したところに意味がある。主力として起用されていても“絶対はない”ということだ。同時にこれは他の選手へのメッセージにもなったはずだ。クラブでも代表でも成長し、結果を出していかないと椅子は奪われる。攻撃的MFには久保健英、三好康児らまだまだ有望な選手がいる。ウカウカしていられないということだ。
 
 逆に伊東、遠藤は見事に森保監督の期待に応えた。また、途中から出場した原口元気、鎌田大地からもガツガツした闘志が感じられた。こうした小さな積み重ねが最終的にポジション取りに繋がっていく。
 
吉田麻也は言う。
 
「僕のポジションもそうですけど、すべてのポジションで競争が生まれることが、チームが活性化するチャンスになるかなと思います」
 
 選手がそれを意識し、実感できるチームには活力が宿り、強くなる。次は、どのポジションに「刺激の矢」が放たれるのだろうか。
 
取材・文●佐藤俊(スポーツライター)

【PHOTO】日本×モンゴル戦を彩った「美女サポーター」たち

【日本代表PHOTO】長友佑都の代表10年ぶり弾など大量6ゴールで大勝!モンゴルを終始圧倒しアジア2次予選2連勝!

【日本代表笑顔 PHOTO】モンゴルに大勝!笑顔でサポーターの元へ!
【関連記事】
【モンゴル戦|動画&記事一覧】解説:セルジオ越後、釜本邦茂、金田喜稔、採点&寸評、プレー分析、各国メディアの評価、PHOTOギャラリーetc.
【日本6-0モンゴル|採点&寸評】MOMは好調ぶり発揮のアタッカー。先発起用の伊東、永井、遠藤も猛アピール!
【セルジオ越後】「日本対モンゴル」みたいなセンスのない予選方式がアジアを弱小エリアにしている
【岩政大樹】競争意識は高まり、戦術の幅も広がったモンゴル戦。あえて注文を付けるなら…
日本×モンゴルの一戦を彩った美女サポーターたちを一挙紹介!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ