【チーム採点・寸評】
浦和 5
今季2試合目の実戦とあって、浮き彫りになったのはやはりコンビネーションの課題。選手の距離感が悪くパスミスが目につき、チームとしての完成度の差を見せつけられた。
【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 5.5
フィードはさすがの安定感で、ボールを回される展開でも最後列からコーチングを絶やさずにチームを盛り上げた。鮮やかに決められた失点だけが心残りに。
DF
2 マウリシオ 5
L・ダミアンの抜け出しとポストワークに苦慮していた印象。52分にはその元ブラジル代表FWの動きについていけず、先制点を献上した。
5 槙野智章 5
L・ダミアンとの激しいマッチアップには見応えがあったが、やや空回りした印象も。34分のイエローカードは余計だった。
31 岩波拓也 6
浦和のなかでは、安心して見ていられた数少ない選手。最終ラインのバランスを保ちながら、相手のポジションチェンジに対応していた。
浦和――アンカーで出場したエヴェルトンは困惑
MF
3 宇賀神友弥 5.5
献身的にアップダウンを繰り返していた点は評価できる。ただ小林につられ、マギーニョに背後を突かれるシーンも見られた。
7 長澤和輝 5.5(66分OUT)
時には最終ラインまで戻り、時には前線に飛び出す運動量は素晴らしい。しかしボールを持った時のアイデアが乏しく、ボールロストが少なくなかった。
8 エヴェルトン 4.5(HT OUT)
本職ではないアンカーで起用され、ポジショニングに困惑。中村や守田へのアプローチが遅く、中盤の主導権を握れなかった。
10 柏木陽介 5(81分OUT)
ボールを持つと、すぐさま2、3人に囲まれて持ち前のパスセンスを発揮できず。らしくないコントロールミスも散見された。
27 橋岡大樹 4.5(66分OUT)
攻めては車屋におさえられ、守っては家長に振り回される、心許ないパフォーマンスに終始。リズムを崩す一因になっていたのが残念だった。