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ビッグクラブの重役も参加した「サミット」に潜入! 今、重要視されている「FANGs」って何!?【英国人特派コラム】

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年11月19日

この迅速な変化に日本サッカー界も後れを取るな!

CLの放映権を持つDAZN。この機会を日本サッカーが活かせるか否かで、未来は大きく変わっていくだろう。 (C) Getty Images

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 大金を投じられるようになったクラブがある一方で、彼らに選手を奪われる側のクラブも存在する。そんなチームは、いかなるビジネスモデルを築いているのか?

「我々は若手に頼らざるを得ない」と語ったベンフィカのCEOドミンゴス・オリベイラは、過去にベルナルド・シウバ(現マンチェスター・シティ)、ダビド・ルイス(現チェルシー)といった、手塩にかけてきた若手をメガクラブに買収されたことを引き合いに出しつつも、それによる売却益が、クラブを支える有望株を育てる資金に繋がっているとした。

 ベンフィカからは、常に新しい選手が出てくる。今でいえば、19歳のベルギー人守護神ミル・スビラー、24歳のアルゼンチン人DFヘルマン・コンティといったところが、それに該当する。

 彼らもいつかは、他のメガクラブへ羽ばたいていくのかもしれないが、その時にベンフィカは、必ずそれに代わる新たな逸材を見つけている。彼らはそうして、クラブ経営を保っているのだ。

 私はこのサミットを通じ、ありとあらゆる情報を手にできた。それは、ここでは明かせないシークレットなものを含めて、興味深いものばかりだ。

 ただ、何よりも重要に感じたことは、スポーツビジネス界は常に目まぐるしく、その在り方が変化しているということ。日本サッカー界もこれに後れを取らないよう、常に新しいことに取り組むべきではないだろうか。

文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ)

【著者プロフィール】
STEVE MACKENZIE/1968年6月7日にロンドンに生まれる。ウェストハムとサウサンプトンのユースでのプレー経験があり、とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からサポーターになった。また、スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国の大学で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝を飾った。
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