フロンターレが長年続けてきた活動がつないだ物語
中村 ようやく告知(笑)。でも、試合当日がまた楽しみになるね。
若松 うれしいことにすでにチケットは完売しているのですが、場外でも楽しんでもらえる企画をと思い、場外にも今回撮影したとっておきの一枚を用いたコーナーを用意しています。
中村 どんどん告知してください(笑)。他には?
若松 ハーフタイムにはDJ KOOさんに来ていただいてハーフタイムショーをやる予定です。その際には曲を流しながら、事前に応募していただいた方と一緒に、ハロウィンにちなんでお菓子巻きをします。そこには今回も、ロッテさんがご協力してくれたことが大きいんですよね。場外でも、『カワハロ トリック オア トリート!』と題して、仮装しているスタッフに合言葉を伝えてもらうとロッテのハロウィンお菓子をプレゼントする企画も実施します。それ以外にも『キシリトールランチャー』というアトラクションも用意しているので、フロンパークでのイベントも楽しんでもらえるかなと。
中村 本当にもりだくさんだね。
若松 もうひとつだけいいですか? ぜひ憲剛さんにお伝えしたいことがあるんです。フロンターレでは『Mind-1 ニッポンプロジェクト』の一環として東日本大震災で被災した陸前高田市と、長年、交流を続けてきましたよね。その陸前高田を初めて訪れた2011年に会った菅野朔太郎くんのことは覚えてます?
中村 もちろん。その彼も成長して、今はフロンターレのグッズショップでアルバイトをしてくれているよね。
若松 さすがよくご存じで。その彼は今、美術大学に通っているのですが、今回の試合イベントがハロウィンをテーマにしていると話したら、自分が学んでいることを活かして協力できないかと言ってくれたんです。それでハロウィンにちなんだフェイスペイントをするブースを出して、それを手伝ってもらえないかと提案したら喜んで引き受けてくれて。
中村 それはまた素敵な試みだね。
若松 しかも、それだけではないんです。ちょうど試合当日、川崎修学旅行の日で、陸前高田の皆さんが川崎にやって来て、試合を観るんです。陸前高田で知り合った彼が、今度は陸前高田に住む皆さんを迎えておもてなしをする。
中村 それはまるでドラマのような話! そういう話を聞くと、改めて積み重ねだなって思わされる。けっして1日や2日でできることではない。1年1年、ここまで積み重ねてきた結果。僕らが陸前高田に行ったことで、朔太郎くんが僕らを、フロンターレを、知ってくれて、それがきっかけとなってフロンターレでアルバイトをしたいと言ってくれた。それで今度は、その陸前高田の人たちを彼が迎え入れる。
若松 この日はいろいろな思いがこみ上げてきそうですよね。
中村 ここまで話してもらったので、本番でも勝点3が取れるようにみんなで力を合わせて戦いましょう!!
●10/20 神戸「KAWAハロー!ウィンPARTY」開催のお知らせ
http://www.frontale.co.jp/info/2018/1008_12.html
取材・構成●原田大輔(SCエディトリアル)
若松 うれしいことにすでにチケットは完売しているのですが、場外でも楽しんでもらえる企画をと思い、場外にも今回撮影したとっておきの一枚を用いたコーナーを用意しています。
中村 どんどん告知してください(笑)。他には?
若松 ハーフタイムにはDJ KOOさんに来ていただいてハーフタイムショーをやる予定です。その際には曲を流しながら、事前に応募していただいた方と一緒に、ハロウィンにちなんでお菓子巻きをします。そこには今回も、ロッテさんがご協力してくれたことが大きいんですよね。場外でも、『カワハロ トリック オア トリート!』と題して、仮装しているスタッフに合言葉を伝えてもらうとロッテのハロウィンお菓子をプレゼントする企画も実施します。それ以外にも『キシリトールランチャー』というアトラクションも用意しているので、フロンパークでのイベントも楽しんでもらえるかなと。
中村 本当にもりだくさんだね。
若松 もうひとつだけいいですか? ぜひ憲剛さんにお伝えしたいことがあるんです。フロンターレでは『Mind-1 ニッポンプロジェクト』の一環として東日本大震災で被災した陸前高田市と、長年、交流を続けてきましたよね。その陸前高田を初めて訪れた2011年に会った菅野朔太郎くんのことは覚えてます?
中村 もちろん。その彼も成長して、今はフロンターレのグッズショップでアルバイトをしてくれているよね。
若松 さすがよくご存じで。その彼は今、美術大学に通っているのですが、今回の試合イベントがハロウィンをテーマにしていると話したら、自分が学んでいることを活かして協力できないかと言ってくれたんです。それでハロウィンにちなんだフェイスペイントをするブースを出して、それを手伝ってもらえないかと提案したら喜んで引き受けてくれて。
中村 それはまた素敵な試みだね。
若松 しかも、それだけではないんです。ちょうど試合当日、川崎修学旅行の日で、陸前高田の皆さんが川崎にやって来て、試合を観るんです。陸前高田で知り合った彼が、今度は陸前高田に住む皆さんを迎えておもてなしをする。
中村 それはまるでドラマのような話! そういう話を聞くと、改めて積み重ねだなって思わされる。けっして1日や2日でできることではない。1年1年、ここまで積み重ねてきた結果。僕らが陸前高田に行ったことで、朔太郎くんが僕らを、フロンターレを、知ってくれて、それがきっかけとなってフロンターレでアルバイトをしたいと言ってくれた。それで今度は、その陸前高田の人たちを彼が迎え入れる。
若松 この日はいろいろな思いがこみ上げてきそうですよね。
中村 ここまで話してもらったので、本番でも勝点3が取れるようにみんなで力を合わせて戦いましょう!!
●10/20 神戸「KAWAハロー!ウィンPARTY」開催のお知らせ
http://www.frontale.co.jp/info/2018/1008_12.html
取材・構成●原田大輔(SCエディトリアル)