日本人選手とのマッチアップに感じる「やりづらさ」とは?
――ブンデスでも10年目を迎え、チームでは最年長になりましたが心境は?
「チームで最年長になるとは考えていませんでしたが、いつか来るかなとは思っていました。フランクフルトは若くて無名の選手を獲得して、試合で活躍させて高く売るチームです。
ただ、若手だけではなくてバランスをとるためにベテラン選手も必要で、僕はそのうちの一人だと思いますし、それぞれの役割がある中でいつのまにかチーム最年長という立場になって、ブンデスリーガ全体を見渡しても上から何番目かなという年齢の選手になりました。自分では年齢はあまり気にしないですが、培った経験で出せるもの、伝えられるものがあるので、今の立ち位置を楽しんでやっています」
――2008年に渡独をして、長くブンデスで戦う長谷部選手から見たリーグの魅力は?
「今のブンデスリーガは転換期にあると思います。ドイツという国柄、お金をかけてチームを強くすることには抵抗がある。ファンだけじゃなく国民自体がそうだし、バイエルン、ドルトムントを除くとトップ選手を取りづらくなって、優秀な選手を高く売る側になっている。
過去には多くのチームがヨーロッパの舞台で勝ち上がっていた時代もありましたが、ここ数年はドイツのクラブが勝てなくなっていて、そのなかでブンデスリーガがどう変わっていくのかは自分もすごく興味がありますね。
国内でもテレビなど、たくさんの場所で議論されていて、ドイツ人も現状をどうにかしないといけないと考えています。例えばバイエルンの会長が来シーズンはスター選手を獲得すると明言したり、RBライプツィヒやシャルケ、ホッフェンハイムのような財政的に豊かなチームは、どんどん投資をするでしょうから、これからより強くならなければいけないリーグだと思います。
優勝争いではバイエルンの強さが図抜けていますが、次に続くチームは拮抗していますし、そろそろバイエルンの優勝を頑張って阻止しないといけない。見どころはたくさんあると思います。
――では、日本人選手とのマッチアップに何か特別な感情はありますか?
「もうこれだけ長くいると何度も戦っているので、特別な感情はないのですね。でも、日本人選手とか関係なく厳しくいくので、削ってしまった時とかにやりにくさを感じます(笑)。あと日本人選手にやられることが多いので、そういう意味ではあまり良いイメージはないです(笑)」
――◆―――◆――
2010年の南アフリカW杯はゲームキャプテンとして、2014年のブラジル大会、2018年のロシア大会ではチームキャプテンとして挑んだ。
大会前の下馬評を覆したロシアでの、忘れえぬベルギーとの激戦を最後に代表との別れを選んだが、彼が長年に渡って日本代表で伝え続けてくれたものは、これからの日本サッカーにおいてもかけがえのない礎となるはずだ。
今後も、フランクフルトはもちろん、『スカパーFCプロジェクト』を通じて、長谷部誠のさらなる活躍が日本サッカーの未来へつながることに期待したい。
【スカパー!新プロジェクト概要]
日本サッカー界を盛り上げるため、『スカパーFCプロジェクト』が始動した。元日本代表主将の長谷部誠をアンバサダーに迎え、国内外で活躍する日本人選手や、これから日本サッカーの未来を担うかもしれない日本人選手を応援していくこの企画。
プロジェクトのひとつで、毎月変わるテーマを題材にサイト内のコンテンツを活用して自分だけの応援ムービーをつくる「スカパーFCムービーメーカー」の10月のテーマは、「選手の魅力を引き出せ! スーパープレー集」。ブンデスリーガ第1節~第3節のハイライト動画をスカパーFC公式サイトに掲載。
各選手のスーパープレーを切り取り、想いや感想、魅力、解説などのテロップを入れ、どのムービーが最も選手の魅力を伝えられたかをアンバサダーである長谷部も加わり選考。優秀作品に選ばれると、人気サッカー番組「Football Time Line」内で紹介されるほか、素敵なプレゼントがもらえる企画になっている。ぜひ、チェックしてもらいたい!
スカパー FC 公式サイト: 公式サイト:https://soccer.skyperfectv.co.jp/fc/
「チームで最年長になるとは考えていませんでしたが、いつか来るかなとは思っていました。フランクフルトは若くて無名の選手を獲得して、試合で活躍させて高く売るチームです。
ただ、若手だけではなくてバランスをとるためにベテラン選手も必要で、僕はそのうちの一人だと思いますし、それぞれの役割がある中でいつのまにかチーム最年長という立場になって、ブンデスリーガ全体を見渡しても上から何番目かなという年齢の選手になりました。自分では年齢はあまり気にしないですが、培った経験で出せるもの、伝えられるものがあるので、今の立ち位置を楽しんでやっています」
――2008年に渡独をして、長くブンデスで戦う長谷部選手から見たリーグの魅力は?
「今のブンデスリーガは転換期にあると思います。ドイツという国柄、お金をかけてチームを強くすることには抵抗がある。ファンだけじゃなく国民自体がそうだし、バイエルン、ドルトムントを除くとトップ選手を取りづらくなって、優秀な選手を高く売る側になっている。
過去には多くのチームがヨーロッパの舞台で勝ち上がっていた時代もありましたが、ここ数年はドイツのクラブが勝てなくなっていて、そのなかでブンデスリーガがどう変わっていくのかは自分もすごく興味がありますね。
国内でもテレビなど、たくさんの場所で議論されていて、ドイツ人も現状をどうにかしないといけないと考えています。例えばバイエルンの会長が来シーズンはスター選手を獲得すると明言したり、RBライプツィヒやシャルケ、ホッフェンハイムのような財政的に豊かなチームは、どんどん投資をするでしょうから、これからより強くならなければいけないリーグだと思います。
優勝争いではバイエルンの強さが図抜けていますが、次に続くチームは拮抗していますし、そろそろバイエルンの優勝を頑張って阻止しないといけない。見どころはたくさんあると思います。
――では、日本人選手とのマッチアップに何か特別な感情はありますか?
「もうこれだけ長くいると何度も戦っているので、特別な感情はないのですね。でも、日本人選手とか関係なく厳しくいくので、削ってしまった時とかにやりにくさを感じます(笑)。あと日本人選手にやられることが多いので、そういう意味ではあまり良いイメージはないです(笑)」
――◆―――◆――
2010年の南アフリカW杯はゲームキャプテンとして、2014年のブラジル大会、2018年のロシア大会ではチームキャプテンとして挑んだ。
大会前の下馬評を覆したロシアでの、忘れえぬベルギーとの激戦を最後に代表との別れを選んだが、彼が長年に渡って日本代表で伝え続けてくれたものは、これからの日本サッカーにおいてもかけがえのない礎となるはずだ。
今後も、フランクフルトはもちろん、『スカパーFCプロジェクト』を通じて、長谷部誠のさらなる活躍が日本サッカーの未来へつながることに期待したい。
【スカパー!新プロジェクト概要]
日本サッカー界を盛り上げるため、『スカパーFCプロジェクト』が始動した。元日本代表主将の長谷部誠をアンバサダーに迎え、国内外で活躍する日本人選手や、これから日本サッカーの未来を担うかもしれない日本人選手を応援していくこの企画。
プロジェクトのひとつで、毎月変わるテーマを題材にサイト内のコンテンツを活用して自分だけの応援ムービーをつくる「スカパーFCムービーメーカー」の10月のテーマは、「選手の魅力を引き出せ! スーパープレー集」。ブンデスリーガ第1節~第3節のハイライト動画をスカパーFC公式サイトに掲載。
各選手のスーパープレーを切り取り、想いや感想、魅力、解説などのテロップを入れ、どのムービーが最も選手の魅力を伝えられたかをアンバサダーである長谷部も加わり選考。優秀作品に選ばれると、人気サッカー番組「Football Time Line」内で紹介されるほか、素敵なプレゼントがもらえる企画になっている。ぜひ、チェックしてもらいたい!
スカパー FC 公式サイト: 公式サイト:https://soccer.skyperfectv.co.jp/fc/