「彼は“真の悪魔の左足”」タイ最強レフティのティーラトンが認めたJの名手は?

カテゴリ:Jリーグ

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2018年09月18日

「ここまで来た道のりは決して平坦ではなかった」

タイ代表ではキャプテンを務める。アジアカップで日本と対戦する可能性も。(C)SOOCER DIGEST

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――Jリーグのどんな経験をタイ代表に落とし込んでいきたいですか?
 
「日本で得たものをダイレクトに代表チームに還元するのは難しいとは思います。ただ今まで自分が感じていることは伝えていきたい。戦術やポジショニング、コミュニケーションの取り方、練習方法とかね。タイの環境は日本のように恵まれているわけではないけれど、そういうところから少しずつ変えて、発展させていけたら良いですね。それにJリーグでプレーしているタイ代表は僕だけではない。コンサドーレ札幌のチャナティップやサンフレッチェ広島のティーラシンもいます。来年のアジアカップに向けて、3人でチームを底上げしていきたいです」
 
――タイでプレーしている選手にJリーグでのプレーはオススメできますか?
 
「もちろん。Jリーグでのプレーは間違いなくキャリアアップにつながります。少しでもうまくなりたいのであれば、絶対に挑戦するべきです。タイ代表、そしてタイのサッカー界がさらに成長するためには、そういう選手がどんどん出てこなければいけません」
 

札幌戦ではチャナティップと談笑するシーンも。こうした同胞のさらなる”J挑戦”を心待ちにしている。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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――挑戦するためには何が大事になってきますか?
 
「1番大事なのは、忍耐力ですね。あとはルールやマナーをきっちりと守ること。日本は規律を重んじる国ですから、タイとの文化の違いを受け入れなければいけません。そして、タイで得た名声を捨てられるのか。その覚悟があるなら、日本に来るべきです」
 
――では、最後にタイでサッカーをしている人たちにメッセージをお願いします。
 
「メディアやファンは、タイの選手を見て、『これだけ上手ければ、Jリーグでも十分プレーできるだろう』と称賛することがあるけど、甘く見てはいけない。僕がここまで来た道のりは決して平坦ではありませんでした。いろんな苦労があったし、失ったものも多い。それでも、Jリーグに来られるチャンスがあるなら絶対にモノにしてほしい。失うもの以上に得られるものは大きくて、絶対に成長できるところです。僕も日本でプレーし続けられるように頑張るので、いつか一緒に同じピッチに立ちましょう」
 
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
通訳●ナリット・ジャムパリー

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