「新たなる希望」が生まれた代表にはメッシたちも…
中盤が合格点を得た一方で、一部の選手はまだ、代表で本領を発揮できていないことが鋭く指摘されている。特にコロンビア戦でついに先発出場を果たしながらも、不発に終わったマウロ・イカルディや、所属先のユベントスでも控え要員に甘んじるパウロ・ディバラがそうだ。
ともに次世代のアルゼンチン代表を背負う存在として大きな期待をかけられるだけに、スカローニもこの2人については、「今後、何度もリハーサルを重ねることで状況は改善するだろう」と語っている。
そんなスカローニは、10月に行なわれるエジプト戦とブラジル戦、そして11月の親善試合でも采配を任されることが決まっている。これまでのプロセスを無駄にすることなく新しいチーム作りに着手するやり方に賛同する人は少なくなく、「来年のコパ・アメリカまで続けさせてはどうか」と支持する声もある。
ともに次世代のアルゼンチン代表を背負う存在として大きな期待をかけられるだけに、スカローニもこの2人については、「今後、何度もリハーサルを重ねることで状況は改善するだろう」と語っている。
そんなスカローニは、10月に行なわれるエジプト戦とブラジル戦、そして11月の親善試合でも采配を任されることが決まっている。これまでのプロセスを無駄にすることなく新しいチーム作りに着手するやり方に賛同する人は少なくなく、「来年のコパ・アメリカまで続けさせてはどうか」と支持する声もある。
AFAが今後、どのような方針の下で、誰を監督に選ぶかは、現時点では全くわからないが、この9月の代表戦で、チームに「新たなる希望」が生まれたことは確かだ。
そしてその知らせは、一時的にチームから離れている(そして後に確実に合流する)リオネル・メッシやセルヒオ・アグエロ、ニコラス・オタメンディといった不動の代表メンバーたちにとっても、喜ばしい再出発だったことは間違いない。
文●チヅル・デ・ガルシア