◇スペイン
MF ルマール（A・マドリー←モナコ）　7000万ユーロ（約91億円）
FW ヴィニシウス（R・マドリー←フラメンゴ）　4500万ユーロ（約58億5000万円）
FW マウコム（バルセロナ←ボルドー）　4100万ユーロ（約53億3000万円）
DF ラングレ（バルセロナ←セビージャ）　3590万ユーロ（約46億7000万円）
MF アルトゥール（バルセロナ←グレミオ）　3100万ユーロ（約40億3000万円）
DF オドリオソラ（R・マドリー←ソシエダ）　3000万ユーロ（約39億円）
MF コンドグビア（バレンシア←インテル）※　2500万ユーロ（約32億5000万円）
DF ユーリ（ビルバオ←パリSG）　2400万ユーロ（約31億2000万円）
MF ロドリ（A・マドリー←ビジャレアル）　2000万ユーロ（約26億円）
FW ジェラール（ビジャレアル←エスパニョール）　2000万ユーロ
MF W・カルバリョ（ベティス←スポルティング）　2000万ユーロ
FW エカンビ（ビジャレアル←アンジェ）　1800万ユーロ（約23億4000万円）
DF ディアカビ（バレンシア←リヨン）　1500万ユーロ（約19億5000万円）
MF アマドゥ（セビージャ←リール）　1500万ユーロ
DF ニャニョン（セビージャ←レンヌ）　1500万ユーロ
※＝昨シーズン途中にレンタル加入して今オフに完全移籍

 
　レアル・マドリーがユベントスに売却したC・ロナウドの後釜に誰を添えるかが最も注目されたが、現時点では若いヴィニシウス・ジュニオール、アルバロ・オドリオソラといった“近未来”への投資に終始しており、ビッグネームの獲得には至っていない。
 
　バルセロナは、ローマからの“強奪”で話題となったマウコムをはじめ、クレマン・ラングレ、アルトゥールと、やはり若い選手を獲得し、こちらも即戦力の補強と同時に世代交代への準備といった感も抱かせる。
 
　現時点で最も高額なのは、アトレティコ・マドリーがモナコから獲得したトマ・ルマール。昨シーズンも移籍市場での注目銘柄だったフランス代表MFに、90億円超を投じた。
 
◇フランス
FW エムバペ（パリSG←モナコ）※　１億3500万ユーロ（約175億5000万円）
MF ゴロビン（モナコ←CSKAモスクワ）　3000万ユーロ（約39億円）
FW グベル（モナコ←リヨン）　2000万ユーロ（約26億円）
DF チャレタ＝ツァル（マルセイユ←RBザルツブルク）　1900万ユーロ（約24億7000万円）
※＝昨シーズンにレンタル加入して今オフに完全移籍
 
　昨シーズン、パリ・サンジェルマンはネイマールを２億2200万ユーロ（約290億円）で獲得し、移籍市場の記録を大幅に塗り替えたが、今シーズンもキリアン・エムバペがトップにつけている。
 
　昨シーズンはレンタルというかたちでモナコから加入し、今シーズンに改めて正式移籍となった19歳は、先のロシア・ワールドカップで鮮烈な印象を残すとともに、世界王者という称号を手にした。移籍金は昨夏に定められた１億3500万ユーロ（約175億5000万円）だが、今ならさらに高くなるのは間違いないだろう。
 
　彼に続くのが、モナコがCSKAモスクワから獲得したアレクサンドル・ゴロビン。こちらもロシアW杯では開催国の快進撃に大貢献、その去就が大いに注目され、チェルシーなどもビッグクラブも争奪戦に加わっていた。