マドリーは徹底抗戦の構え
今夏のロシア・ワールドカップで祖国を史上初の決勝戦へと導いたクロアチア代表MFのルカ・モドリッチは、大会のゴールデンボール(MVP)も受賞するなど、世界制覇こそ成し遂げられなかったが、文字通りの黄金の夏を謳歌した。
そんな天才司令塔が、もしかすると今夏の移籍市場で、新天地を求めることになるかもしれない。
イタリア・メディア『Sky Sports』は7月31日、インテルがレアル・マドリーから、モドリッチの獲得を模索していると報じた。
7年ぶりにチャンピオンズ・リーグへ臨むインテルは、今オフに大型補強を敢行。ローマから3800万ユーロ(約49億4000万円)で引き抜いたベルギー代表MFのラジャ・ナインゴランを筆頭に、ラウタロ・マルティネス、ステファン・デフライ、シメ・ヴルサリコ、クワドォー・アサモアといった有力タレントを次々に獲得している。
そんな天才司令塔が、もしかすると今夏の移籍市場で、新天地を求めることになるかもしれない。
イタリア・メディア『Sky Sports』は7月31日、インテルがレアル・マドリーから、モドリッチの獲得を模索していると報じた。
7年ぶりにチャンピオンズ・リーグへ臨むインテルは、今オフに大型補強を敢行。ローマから3800万ユーロ(約49億4000万円)で引き抜いたベルギー代表MFのラジャ・ナインゴランを筆頭に、ラウタロ・マルティネス、ステファン・デフライ、シメ・ヴルサリコ、クワドォー・アサモアといった有力タレントを次々に獲得している。
そんななかでインテルのピエロ・アウジリオSD(スポーツディレクター)が、モドリッチの代理人と接触したという。『Sky Sports』は「同代理人は、基本的にはセリエA移籍の可能性を排除していない」と伝えている。
とはいえ、マドリーもチームの柱の放出を安易に容認するはずがない。フロレンティーノ・ペレス会長は、2020年6月までの契約を結んでいるモドリッチの獲得にはそれ相応の額が必要と、インテルのオファーを突き返し、徹底抗戦の姿勢を崩していないという。
そのため、インテルはまず、現在進行中とされているバイエルンのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルの獲得に注力する構えで、こちらは移籍金2000万ユーロ(約26億円)前後で決着する見込みだ。
現時点では可能性は低いものの、仮にモドリッチがインテルに加入するとなれば、今夏の移籍市場で大きな話題を呼んだクリスチアーノ・ロナウドのユベントス加入に続くビッグニュースとなる。はたして、アウジリオSDが「私の夢」とまで語るビッグディールは実現するだろうか?