新シーズンはデ・ブルイネのここに注目!
4-1-4-1が基本システムのマンチェスター・シティでは、右インサイドハーフが主戦場だ。
敵中盤ラインを出入りしながら、足下、あるいはスペースにパスを引き出し、そこからドリブルでの持ち上がり、パス&ゴー、あるいはシンプルなパスワークによって違いを作り出す役割を担っている。
2ライン(DFとMF)間で前を向いた時は、ガブリエウ・ジェズスやダビド・シルバなど回りを上手く使ってフィニッシュに絡んでいく。足下にボールを受けてそこから高いテクニックを駆使して仕掛けるコウチーニョとは対照的に、動きながらボールを受けた時に持ち味を発揮する。
そのダイナミズムや、スペースの使い方、そこからどんなプレーに解決策を見出すかという視点から、デ・ブルイネのプレーに注目してほしい。
分析:ロベルト・ロッシ
取材・構成:片野道郎
[分析者プロフィール]
ロベルト・ロッシ/1962年3月16日生まれのイタリア人監督。MFだった現役時代は、チェゼーナの育成部門でアリーゴ・サッキ(元イタリア代表監督)に、ヴェネツィアではアルベルト・ザッケローニ(元日本代表監督)に師事。99年に引退し、01~08年はラツィオやインテルなどでザッケローニのスタッフ(コーチ兼スカウト)を務める。その後は独り立ちしてイタリアの下部リーグの監督を歴任。16-17シーズンはスパルのU-19監督を務める。現在はフリー。
敵中盤ラインを出入りしながら、足下、あるいはスペースにパスを引き出し、そこからドリブルでの持ち上がり、パス&ゴー、あるいはシンプルなパスワークによって違いを作り出す役割を担っている。
2ライン(DFとMF)間で前を向いた時は、ガブリエウ・ジェズスやダビド・シルバなど回りを上手く使ってフィニッシュに絡んでいく。足下にボールを受けてそこから高いテクニックを駆使して仕掛けるコウチーニョとは対照的に、動きながらボールを受けた時に持ち味を発揮する。
そのダイナミズムや、スペースの使い方、そこからどんなプレーに解決策を見出すかという視点から、デ・ブルイネのプレーに注目してほしい。
分析:ロベルト・ロッシ
取材・構成:片野道郎
[分析者プロフィール]
ロベルト・ロッシ/1962年3月16日生まれのイタリア人監督。MFだった現役時代は、チェゼーナの育成部門でアリーゴ・サッキ(元イタリア代表監督)に、ヴェネツィアではアルベルト・ザッケローニ(元日本代表監督)に師事。99年に引退し、01~08年はラツィオやインテルなどでザッケローニのスタッフ(コーチ兼スカウト)を務める。その後は独り立ちしてイタリアの下部リーグの監督を歴任。16-17シーズンはスパルのU-19監督を務める。現在はフリー。