コミュニケーションというより同じ絵が描けているのかという問題
スイス戦の攻撃面に関して言えば、アタッカーの選手たちはこういう流れで崩すんだという同じ絵を共有できていたのか疑問だ。これはその場のコミュニケーションで解決するといった問題ではなく、まずイメージとして攻撃の形をしっかり持てていなければ始まらない。
さっきの本田を例に挙げれば、本田にボールが入った時に、他の選手はどんな動きをするのか、本田自身にはどんな選択肢があるのか、そういったことを全員で共有しなければ、今後も本田がトップ下で輝くことはないと思うよ。もちろん、香川がトップ下を務めても同じことが言えると思うけどね。
さっきの本田を例に挙げれば、本田にボールが入った時に、他の選手はどんな動きをするのか、本田自身にはどんな選択肢があるのか、そういったことを全員で共有しなければ、今後も本田がトップ下で輝くことはないと思うよ。もちろん、香川がトップ下を務めても同じことが言えると思うけどね。
しかし、そもそもトップ下はもっと運動量のある選手が務めるべきじゃないかな。イニエスタにしても、いつも中盤をフラフラ動きながらも必ずボール付近にいて、そこから最短距離でゴールへ導くようなプレーを見せている。彼ほどの運動量とビジョンが伴った選手は、日本にはいないけど、せめてまずは動きの量で相手をかき回すくらいはしてほしいね。