西野ジャパンに勝機は? W杯グループリーグの3試合を改めて展望

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2018年04月14日

ポーランド戦ではおそらく勝利が必須になるだろう

吉田(写真)とレバンドフスキのマッチアップは見どころのひとつになる。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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【ポーランド戦展望】
 グループHの対戦国との単純な戦力差、過去のワールドカップの戦績から判断すれば、日本が大会の2戦目を終えて2勝というのは考えにくいシチュエーションだ。

 もちろんサッカーは何が起こるか分からないスポーツ。可能性としては「日本の2勝」も否定できないが、現実的な予想は1勝1敗以下か。

 その前提で考えると、ポーランドとの3戦目は決勝トーナメント進出に向けて勝点3が必須な試合になりそうだ。望むべきは、この段階でポーランドが2勝していることだ。彼らが決勝トーナメントを見据えてサブメンバー主体で臨むようなら、日本の勝機は膨らむ。
 
 いずれにしても、日本は勝ちにいかないといけない。となると、スタメンは多少なりとも攻撃的なメンバーになるだろうか。

 例えば、清武、香川、乾の“セレッソトリオ”を同時起用するような大胆策も考えられる。とはいえ、ポーランドがどんなメンバーで戦うにせよ、日本が終始押し切る展開にはまずならない。むしろ少ないチャンスをどうモノにするかが鍵になるだろう。

 できれば先行される展開は避けたいが、その意味でのキーマンはCBの吉田だ。“ポーランドの王様”レバンドフスキと対峙する可能性ももちろんあるだけに、自陣ゴール前でのバトルは大きな見どころになる。そのレバンドフスキは「ボールに触れないとイライラして中盤に下がる傾向がある」(長谷部)ので、そういう展開に持ち込みたい。
 
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