希望を見出したファン・サポーターはいたのか?
ハリルジャパンで圧倒的に不足しているのは、最終ラインからボールを引き出しつつ、縦へと展開できるボランチ。タイプ的に当てはまる大島僚太も、どういうわけか代表戦では怪我に泣かされている。昨年12月の中国戦(E-1選手権)に続き、先発出場したマリ戦でも小気味よくボールを捌いていたかと思いきや、30分過ぎに負傷交代してしまったのだ。才能に疑いの余地はないが、こう不運が重なると本大会のメンバーに選ぶのはリスキーかもしれない。
問題を抱えているのはもちろん中盤だけではない。ウクライナ戦でスタメン出場した3トップ(本田、杉本、原口元気)がシュート0本に終わったFW陣、宇賀神と酒井高がまるで機能しなかったDF陣も含め、どのセクションにも大きな不安要素がある。3月のマリ戦、ウクライナ戦で記者席から目にしたのは“とことん弱い日本”だった。
問題を抱えているのはもちろん中盤だけではない。ウクライナ戦でスタメン出場した3トップ(本田、杉本、原口元気)がシュート0本に終わったFW陣、宇賀神と酒井高がまるで機能しなかったDF陣も含め、どのセクションにも大きな不安要素がある。3月のマリ戦、ウクライナ戦で記者席から目にしたのは“とことん弱い日本”だった。
中島の活躍があったとはいえ、果たして、今回の連戦を経て日本代表に希望を見出したファン・サポーターはいたのか。
大勢を占めたのは間違いなく「このままではグループリーグで3戦全敗もありえる」という絶望感だったに違いない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】ロシアW杯出場国の「美女サポーター」たち
大勢を占めたのは間違いなく「このままではグループリーグで3戦全敗もありえる」という絶望感だったに違いない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】ロシアW杯出場国の「美女サポーター」たち