「川澄効果」は早くもピッチ内外に! 高精度クロスと人間力がなでしこJを活性化する

カテゴリ:日本代表

西森彰

2018年04月02日

川澄の復帰に刺激を受けたかのようにライバルたちのパフォーマンスも向上。

ガーナ戦では7発を叩き込む快勝を見せたなでしこジャパン。アジアカップではいかなる戦いぶりを見せてくれるだろうか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 監督の要求があれば「どのポジションでもチームのためにやっていきたい」という川澄だが、今後は試合に出るまでの競争も激しさを増してくる。川澄復帰に刺激を受けたかのように、チーム内のライバルもそれぞれ、ガーナ戦で派手なパフォーマンスを見せた。
 
 サイドハーフで言えば、ガーナ戦で先発し、トップとの連動を含めて抜群の働きを見せた増矢理花(INAC神戸レオネッサ)。この日は失点シーンに絡んだが、躍動感あふれるプレーでゴールも奪い、帳消しにした中島依美(INAC神戸レオネッサ)。そして、この日は不在だった長谷川唯(日テレ・ベレーザ)は、現体制下でも重要な位置を占めてきた選手だ。
 
 FWにも、ゴールラッシュで火ぶたを切った田中美南(日テレ・ベレーザ)、出場時間とプレーエリアの広さからも復活を感じさせた岩渕、また川澄と同時にピッチに入り、同じ出場時間でスコアを残した菅澤優衣香(浦和レッズレディース)。さらには、ドイツから横山久美(フランクフルト)も合流してくる。
 
 黙って先輩に席を譲るようなメンタリティの選手は、現段階で残っていない。
 
 あれこれ思い悩み過ぎず、チームのためにできることを探しながら、前向きに競い合う。そうした環境が用意されたことこそ、最も大きな「川澄効果」なのかも知れない。
 
取材・文●西森 彰(フリーライター)
 
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