強豪国とは言えない韓国に手も足も出なかった事実をどう受け止め、半年後につなげるのか?
代表チームとクラブチームの人事をひとくくりに考えることは適切ではないけれど、プロの世界は結果がすべて、であることは変わらない。いよいよ正念場を迎えたと言えるだろう。
例えば、自国の代表チームやビッグクラブがこうした厳しい状況に置かれた場合、こちらでは連日のようにメディアでの議論が流される。日本のメディアも、この大会の結果を受けて、これからワールドカップまで、ハリルホジッチ監督にチームを託してもいいのか、という議論がどんどんされるべきだ。適切な関係を保つことはお互いを成長させるから。
ワールドカップに出場する国を見渡せば、決して強豪国とは言えない韓国相手に手も足も出なかった。この事実をどう受け止め、半年後のワールドカップでの成功へとつなげるのか。ワールドカップで勝てるという期待感より不安のほうが大きくなったいま、もはや擁護派は少ないのではないか。
ワールドカップで確かな実績を持つハリルホジッチ監督が、この苦しい状況からどのようにチームを立て直すのか、というのも見てみたい気もするが……。いずれにしても、日本協会の決断に注目していきたい。
◆プロフィール
藤田俊哉(ふじた・としや)/1971年10月4日生まれ、静岡県出身。清水市商高-筑波大-磐田-ユトレヒト(オランダ)-磐田-名古屋-熊本-千葉。日本代表24試合・3得点。J1通算419試合・100得点。J2通算79試合・6得点。J1では、ミッドフィルダーとして初めて通算100ゴールを叩き出した名アタッカー。2014年からオランダ2部VVVフェンロのコーチとして指導にあたり、16-17シーズンのリーグ優勝と1部復帰に導いた。新シーズンよりイングランドのリーズ・ユナイテッドでスタッフ入り。また、今年7月より藤田俊哉×H.I.S.ブログ『藤田俊哉サロン』がスタート http://www.sports-his.com/fujitai_column/index.html
例えば、自国の代表チームやビッグクラブがこうした厳しい状況に置かれた場合、こちらでは連日のようにメディアでの議論が流される。日本のメディアも、この大会の結果を受けて、これからワールドカップまで、ハリルホジッチ監督にチームを託してもいいのか、という議論がどんどんされるべきだ。適切な関係を保つことはお互いを成長させるから。
ワールドカップに出場する国を見渡せば、決して強豪国とは言えない韓国相手に手も足も出なかった。この事実をどう受け止め、半年後のワールドカップでの成功へとつなげるのか。ワールドカップで勝てるという期待感より不安のほうが大きくなったいま、もはや擁護派は少ないのではないか。
ワールドカップで確かな実績を持つハリルホジッチ監督が、この苦しい状況からどのようにチームを立て直すのか、というのも見てみたい気もするが……。いずれにしても、日本協会の決断に注目していきたい。
◆プロフィール
藤田俊哉(ふじた・としや)/1971年10月4日生まれ、静岡県出身。清水市商高-筑波大-磐田-ユトレヒト(オランダ)-磐田-名古屋-熊本-千葉。日本代表24試合・3得点。J1通算419試合・100得点。J2通算79試合・6得点。J1では、ミッドフィルダーとして初めて通算100ゴールを叩き出した名アタッカー。2014年からオランダ2部VVVフェンロのコーチとして指導にあたり、16-17シーズンのリーグ優勝と1部復帰に導いた。新シーズンよりイングランドのリーズ・ユナイテッドでスタッフ入り。また、今年7月より藤田俊哉×H.I.S.ブログ『藤田俊哉サロン』がスタート http://www.sports-his.com/fujitai_column/index.html