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【川口能活クロニクル】心に刺さった岡田監督の言葉、ベテラン勢の犠牲心…――南アフリカW杯・カメルーン戦

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年07月28日

カメルーン戦4日前のジンバブエ戦ではノーゴールに終わる。

南アフリカW杯で日本代表の指揮を執った岡田監督。逆風に耐え、試行錯誤を重ねてグループリーグ突破を果たした。(C) SOCCER DIGEST

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 スイスのザースフェーでの直前キャンプを経て南アフリカ入りした僕たち日本代表は、ベースキャンプ地のジョージで最後の調整へと突入しました。
 
 しかしその時、まだスタメンの顔ぶれも流動的で、なかなか結果がついてこない状況が続いていました。5月24日の韓国戦(0対2)、5月30日のイングランド戦(1対2)、6月4日のコートジワボール戦(0対2)と3連敗。本番直前、最後のテストマッチとなった6月10日のジンバブエ戦はスコアレスドロー。ワールドカップに出場しないチーム相手に、30分×3本の練習試合を行ない、3本ともノーゴールに終わりました。
 
 カメルーン戦から数えて4日前のことでした。
 
 岡田監督は本当に頭を悩ませていました。だからこそ、いろいろ試行錯誤を重ね、そして数々の決断を下してきました。
 
 イングランド戦から阿部勇樹をアンカーで起用し、直前のジンバブエ戦で本田圭佑の1トップへのコンバートにトライしました。ゲームキャプテンを中澤佑二から長谷部誠へ変えて、ずっとチームを引っ張ってきた中村俊輔、楢﨑正剛をスタメンから外したのです。日本サッカー界に課された重要命題である「グループリーグ突破」という使命を果たすべく、岡田監督も必死でした。
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