[J１リーグ16節]広島 ０-３ 大宮／６月25日（日）／Eスタ
 
【チーム採点・寸評】
大宮　6.5
結果的に残留争いのライバル相手に３ゴールを奪っての快勝。ただ、ペースを握られ続けた前半や、崩した場面はほぼなく、決定機が三つのみだった点は今後の反省材料だろう。致命傷には至らなかったが、ミスも目に付いた。
 
【大宮｜採点・寸評】
GK
50　松井謙弥　６
クリーンシートで及第点をつけたが、不安定さは否めない。相手のシュート精度の低さに救われた場面も多々あり、57分のシュートを弾いた方向も危険だった。
 
DF
22　和田拓也　６
ミキッチに抜け出されるシーンが数度。アタックでも普段のような効果的な動きは少なく、勝利のなかでも物足りなさはあった。
 
25　高山和真　６
皆川、A・ロペス、柴﨑に後手に回ることも。それでも身体を張って瀬戸際で守り切ったことは評価したい。
 
３　河本裕之　6.5
ディフェンスリーダーとして奮闘。危機を作られても諦めず、ハイボールで競り勝ち、地上戦でも激しく寄せ続けた。
 
13　渡部大輔　６
柏のドリブルや広島のボール回しにスタミナを消耗する。ライン際のフリーランをサボらず、90＋５分にはトドメの３点目を決めた。
 
MF
40　茨田陽生　6.5
野上のパスをカットすると、江坂へ。61分の先制弾はこの男の抜群の読みから生まれた。味方のパスコースを作る位置取りも良かった。
 
15　大山啓輔　６（75分OUT）
ゲームコントロールという点ではやや失敗気味か。守備でも自身の脇のスペースを使われることが多かった。だが、粘り腰で勝利を呼んだ。
 
15　横谷　繁　６（81分OUT）
茨田など周囲との距離感に気を付けながら、連動した動きでボールを呼び込む。決定機を演出したわけではないが、下支えは素晴らしい。
 
47　岩上祐三　６
豊富なスタミナを生かしてプレスを怠らず、広範囲を動き回ってチームを助けた。もうひとつ、強烈な武器をモノにできれば上のステップに進める。
 
FW
10　大前元紀　5.5（75分OUT）
19分に江坂、茨田との好連係を披露。ただし、能力と実績を考えれば満足のいく出来ではなかった。ゴールに直結するプレーが見たい。