やっと今季リーグ初出場。浦和レッズの至宝、矢島慎也が短時間で高難度技を連発

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2017年05月20日

ACLの決勝トーナメント1回戦、済州ユナイテッド戦で先発も?「今度こそなにかを残さないといけない」と危機感を抱く。

浦和の不動の司令塔、柏木は清水戦、負傷により途中交代。中3日で臨むACLの済州戦では、矢島の先発起用もあり得る。写真:サッカーダイジェスト写真部

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 矢島は淡々とだが、力を込めて言った。
 
 「あまり考えすぎず、全力でやるしかない。ひとつ上に行くためには、少ないチャンスを活かしていかないといけない」
 
 今回の清水戦は84分からの途中出場で、6分間+アディショナルタイムの6分間=計12分間ピッチに立った。「もう少し長い時間、試合に出られたら、今度こそなにかを残さないといけない。監督に『いいね』と思ってもらえるようなプレーをすることも大事になる」と覚悟を示す。
 
 浦和生え抜きの新司令塔候補の23歳。矢島がようやく、彼自身にとっても、そしてチームにとっても大きな一歩を踏み出した。
 
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
 
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