予想外の展開となったブンデスリーガ前半戦のベスト11は?
最後に、前半戦のブンデスリーガ・ベスト11を選出した。
GKは度重なるファインセーブでチームの堅守に大きく貢献したフラデツキーを選出。CBでは、守備力だけではなく、ビルドアップにおける起点としても非常に機能していたフォクトとジューレのホッフェンハイム勢と、1対1に抜群の強さを誇ったアブラアムが印象に残った。
中盤では、絶頂期ほどのスピードと身体の切れはないかもしれないが、相変わらず常人離れした安定感を誇るラーム、攻撃的な位置で見違えるような躍動感を披露しているチアゴはバイエルン首位の立役者であり、順当なノミネートと思われる。
他にも、昇格チームであるライプツィヒの躍進で中心的な役割を担っているケイタは外せないし、規格外の突破力を持つデンベレはすでに、ドルトムントで欠かせない存在になっている。
最後にFWだが、オーバメヤン(16得点/ランキング1位)、モデスト(13得点/2位)、レバンドフスキ(12得点/3位)の3人について多くの説明は不要だろう。それぞれがトップレベルの類稀な得点力を持ち、チームのエースとしての責務をしっかりと果たした。
文:中野 吉之伴
【著者プロフィール】
なかの・きちのすけ/ドイツ・フライブルク在住の指導者。2009年にドイツ・サッカー連盟公認のA級コーチングライセンス(UEFAのAレベルに相当)を取得。SCフライブルクでの研修を経て、フライブルガーFCでU-16やU-18の監督、FCアウゲンのU-19でヘッドコーチなどを歴任。2016-17シーズンからFCアウゲンのU-15で指揮を執る。1977年7月27日生まれ、秋田県出身。
GKは度重なるファインセーブでチームの堅守に大きく貢献したフラデツキーを選出。CBでは、守備力だけではなく、ビルドアップにおける起点としても非常に機能していたフォクトとジューレのホッフェンハイム勢と、1対1に抜群の強さを誇ったアブラアムが印象に残った。
中盤では、絶頂期ほどのスピードと身体の切れはないかもしれないが、相変わらず常人離れした安定感を誇るラーム、攻撃的な位置で見違えるような躍動感を披露しているチアゴはバイエルン首位の立役者であり、順当なノミネートと思われる。
他にも、昇格チームであるライプツィヒの躍進で中心的な役割を担っているケイタは外せないし、規格外の突破力を持つデンベレはすでに、ドルトムントで欠かせない存在になっている。
最後にFWだが、オーバメヤン(16得点/ランキング1位)、モデスト(13得点/2位)、レバンドフスキ(12得点/3位)の3人について多くの説明は不要だろう。それぞれがトップレベルの類稀な得点力を持ち、チームのエースとしての責務をしっかりと果たした。
文:中野 吉之伴
【著者プロフィール】
なかの・きちのすけ/ドイツ・フライブルク在住の指導者。2009年にドイツ・サッカー連盟公認のA級コーチングライセンス(UEFAのAレベルに相当)を取得。SCフライブルクでの研修を経て、フライブルガーFCでU-16やU-18の監督、FCアウゲンのU-19でヘッドコーチなどを歴任。2016-17シーズンからFCアウゲンのU-15で指揮を執る。1977年7月27日生まれ、秋田県出身。