欧州カップ戦の常連クラブはいずれも安定感に欠けており…。
ホッフェンハイムは、ここまで唯一の負けなしチームとして年を越すことになった。
本職はボランチながら、196センチの長身とスピードを兼備するケビン・フォクトを3CBの真ん中で起用し、攻守両面でのバージョンアップに成功した。
特に、守備陣からのビルドアップには拘りを見せており、相手がどれだけ入念にプレスをかけてきても、じっくりとポジションを修正しながらパスの出口を探し出す。そこから攻撃に繋ぐアクションにはまだ改善の余地があるが、現時点で5位という戦績は悪いものではない。
一方で、ドルトムント、シャルケ、レバークーゼン、ボルシアMG、ヴォルフスブルクといった欧州カップ戦の常連クラブが苦しんでいる。
どのチームも、主力に怪我人を抱えているという事情があるのは理解できるが、チーム全体としての安定感が欠けており、時間帯によっては圧倒的に試合を支配していても、あまりにもあっさりと失点をしてしまうのが気になるところだ。
質の高い選手は揃っているだけに、どれだけチーム内での約束事をクリアにし、どこでどのようにリスクチャレンジすべきかの共通理解を高めていくことが必要ではないだろうか。
今シーズンはまた、早い段階で監督交代の決断をするクラブが多いことも特徴と言えるだろう。
アウクスブルク、ヴォルフスブルク、ボルシアMG、ブレーメン、ハンブルク、インゴルシュタット、ダルムシュタットと、16節終了時で12位以下の全てのチームが動きを見せている。
監督交代自体がチームに刺激を与え、気分を変える効果を持ち、各クラブともに少なからず勝点を稼げるようにはなってきた。だが、刺激はあくまでも一過性のものでしかない。
後半戦も引き続き必要なだけの勝点を挙げることができるかどうかは、冬の準備期間にどれだけチームの基盤を作り直し、そこにどれだけの上積みとバリエーションを加えることができるかにかかっている。
ハンブルクは冬期休暇中も、コンディショニング調整のための自主練習が細かく指示されているが、こうしたディテールへの着手こそが、大きな成果として戻ってくるかもしれない。
ブンデスリーガ順位表
1位 バイエルン 勝点39
2位 RBライプツィヒ 勝点36
3位 ヘルタ・ベルリン 勝点30
4位 フランクフルト 勝点29
5位 ホッフェンハイム 勝点28
6位 ドルトムント 勝点27
7位 ケルン 勝点25
8位 フライブルク 勝点23
9位 レバークーゼン 勝点21
10位 マインツ 勝点20
11位 シャルケ 勝点18
12位 アウクスブルク 勝点18
13位 ヴォルフスブルク 勝点16
14位 ボルシアMG 勝点16
15位 ブレーメン 勝点16
16位 ハンブルク 勝点13
17位 インゴルシュタット 勝点12
18位 ダルムシュタット 勝点8
※16節終了現在。1~4位がチャンピオンズ・リーグ圏内、5~6位がヨーロッパリーグ圏内、17~18位が2部降格圏内
本職はボランチながら、196センチの長身とスピードを兼備するケビン・フォクトを3CBの真ん中で起用し、攻守両面でのバージョンアップに成功した。
特に、守備陣からのビルドアップには拘りを見せており、相手がどれだけ入念にプレスをかけてきても、じっくりとポジションを修正しながらパスの出口を探し出す。そこから攻撃に繋ぐアクションにはまだ改善の余地があるが、現時点で5位という戦績は悪いものではない。
一方で、ドルトムント、シャルケ、レバークーゼン、ボルシアMG、ヴォルフスブルクといった欧州カップ戦の常連クラブが苦しんでいる。
どのチームも、主力に怪我人を抱えているという事情があるのは理解できるが、チーム全体としての安定感が欠けており、時間帯によっては圧倒的に試合を支配していても、あまりにもあっさりと失点をしてしまうのが気になるところだ。
質の高い選手は揃っているだけに、どれだけチーム内での約束事をクリアにし、どこでどのようにリスクチャレンジすべきかの共通理解を高めていくことが必要ではないだろうか。
今シーズンはまた、早い段階で監督交代の決断をするクラブが多いことも特徴と言えるだろう。
アウクスブルク、ヴォルフスブルク、ボルシアMG、ブレーメン、ハンブルク、インゴルシュタット、ダルムシュタットと、16節終了時で12位以下の全てのチームが動きを見せている。
監督交代自体がチームに刺激を与え、気分を変える効果を持ち、各クラブともに少なからず勝点を稼げるようにはなってきた。だが、刺激はあくまでも一過性のものでしかない。
後半戦も引き続き必要なだけの勝点を挙げることができるかどうかは、冬の準備期間にどれだけチームの基盤を作り直し、そこにどれだけの上積みとバリエーションを加えることができるかにかかっている。
ハンブルクは冬期休暇中も、コンディショニング調整のための自主練習が細かく指示されているが、こうしたディテールへの着手こそが、大きな成果として戻ってくるかもしれない。
ブンデスリーガ順位表
1位 バイエルン 勝点39
2位 RBライプツィヒ 勝点36
3位 ヘルタ・ベルリン 勝点30
4位 フランクフルト 勝点29
5位 ホッフェンハイム 勝点28
6位 ドルトムント 勝点27
7位 ケルン 勝点25
8位 フライブルク 勝点23
9位 レバークーゼン 勝点21
10位 マインツ 勝点20
11位 シャルケ 勝点18
12位 アウクスブルク 勝点18
13位 ヴォルフスブルク 勝点16
14位 ボルシアMG 勝点16
15位 ブレーメン 勝点16
16位 ハンブルク 勝点13
17位 インゴルシュタット 勝点12
18位 ダルムシュタット 勝点8
※16節終了現在。1~4位がチャンピオンズ・リーグ圏内、5~6位がヨーロッパリーグ圏内、17~18位が2部降格圏内