今年のドイツ人MVPはクロース! メディア、代表監督らが絶賛!!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年12月27日

2つの異なるクラブでの欧州制覇はドイツ人として初の偉業

選手として、人間として成熟した姿を見せたクロース。2017年ではさらなる進化を遂げられるか。 (C) Getty Images

画像を見る

 ドイツ最大のサッカー専門誌『キッカー』は、2016年の「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に、レアル・マドリー所属のドイツ代表MF、トニ・クロースを選出した。
 
 彼は今年も不動の存在としてマドリーの中盤に君臨し、チャンピオンズ・リーグ(CL)優勝に大貢献。11月に右足を骨折したものの、翌月のクラブワールドカップには出場し、準決勝、決勝で味方の貴重なゴールをアシストするなど、完調でないにもかかわらず存在感を示し続けた。
 
『キッカー』は電子版にて「クロースは傑出した功績を残しただけでなく、人間性においても優れた面を発揮した」と記して称賛している。
 
 また同ウェブは、ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督のコメントも紹介。「チャンピオンズ・リーグ(CL)では、2つの異なるクラブで成功を収めた」と、ドイツ人として初の偉業を称えた指揮官は、以下のようにクロースの優秀さを説明し、また代表での期待を語った。
 
「結果を残したことはもちろんだが、毎週行なわれるリーグ戦、CL、そして代表試合と、コンスタントにワールドクラスのプレーを披露したことは素晴らしい」
 
「彼は世界レベルのスターとなった。ドイツが2018年のロシア・ワールドカップでタイトル防衛を狙う上で、重要な役割を担うことになるだろう」
 
“精密機械”とも称される26歳のクロースを褒めちぎるレーブ監督だが、称賛は選手としての面だけに止まることはなかった。
 
「彼は人間としても成熟しており、責任感もある。しっかとした価値観を持ち、社会においても手本となれる存在だ」
 
 そんなクロースを称賛する、名将がもうひとり。彼が2012-13シーズンにバイエルンで初めて欧州制覇を果たした際の指揮官だった、ユップ・ハインケスだ。
 
 レバークーゼンでもともに戦った愛弟子について、ハインケスは「世界で3本の指に入るMFであり、今年の最も優れた選手だ」と高く評価している。
 
 監督としてバイエルン、マドリーに在籍したことがあるハインケスもまた、クロースの人間としての面にも触れ、「彼は常に落ち着いており、いかなる時にも羽目を外したりはしない。他の選手が手本すべきスター選手だ」と語った。
【関連記事】
レスター、二度のカウンターに沈みエバートンに完敗。岡崎は何もできずに無念の途中交代
「金」よりも「野心」――。マンチーニが中国からの天文学的オファーを拒否!
マンCの主要キャストを一斉評価! 前半戦の寸評&貢献度査定
アーセナルの主要キャストを一斉評価! 前半戦の寸評&貢献度査定
ベルリン発「最も静かで、最も胸を打つ試合」が世界に送ったメッセージ
中国からのメガオファーが噂されるテリー、「何があってもチェルシーに残る」と退団を否定!
“ジャガー”浅野が掲げる2017年の目標。「1年でも早くアーセナルに戻って……」
5大リーグで最も優れたラストパサーは? 前半戦の「キーパス」ランクを発表!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ