J2昇格後を見据えて若手を成長させ、チーム力アップに取り組んだ一年。
今季は結果とともに「育成」にも力を入れた。J2に昇格した後も見据え、大卒やアカデミー出身選手を成長させ、チーム力のアップに取り組んだ。「彼らが成長できるための編成」と西山強化育成部長。即戦力の獲得は最小限に留め、既存の選手を起用して戦力アップを図った。
その最たる例が1年目の岩田智輝。開幕戦から右SBで出場すると、右肩上がりで成長曲線を描き、先発に定着した。5年目のFW後藤はチーム得点王となりブレイクし、4年目の松本昌は背番号10に恥じない活躍でチームの顔となった。大卒2年目の鈴木、福森のCBコンビは安定したプレーでチームに欠かせない存在となった。
「経験のある選手たちが若手を支え、監督が我慢強く起用したことでチーム力の底上げができた」(西山強化育成部長)
1年でのJ2復帰を達成し、その先のJ1昇格へ――。まだまだ先は長い。が、還るべき場所に向かって大分は加速する。
取材・文:柚野真也(フリーライター)
その最たる例が1年目の岩田智輝。開幕戦から右SBで出場すると、右肩上がりで成長曲線を描き、先発に定着した。5年目のFW後藤はチーム得点王となりブレイクし、4年目の松本昌は背番号10に恥じない活躍でチームの顔となった。大卒2年目の鈴木、福森のCBコンビは安定したプレーでチームに欠かせない存在となった。
「経験のある選手たちが若手を支え、監督が我慢強く起用したことでチーム力の底上げができた」(西山強化育成部長)
1年でのJ2復帰を達成し、その先のJ1昇格へ――。まだまだ先は長い。が、還るべき場所に向かって大分は加速する。
取材・文:柚野真也(フリーライター)