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【J1採点&寸評】FC東京×仙台|ホームチームの守備はほぼパーフェクト。室屋のタックル以上に痺れたのは“あのループパス”

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2016年10月29日

仙台――守護神の関はできるかぎりの仕事をした。

【警告】FC東京=室屋(34分)、田邉(49分) 仙台=藤村(19分)
【退場】FC東京=なし 仙台=なし
【MAN OF THE MATCH】中島翔哉(FC東京)

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【チーム採点・寸評】
仙台 5.5
先制された後はセカンドボールを拾えず、良い形でチャンスに結びつけられなかった。決定機ひとつでは及第点の「6」はつけられない。
 
【仙台|採点・寸評】
GK
21 関憲太郎 6
開始1分にいきなりビッグセーブ。さらに後半直後のピンチもパンチングで回避するなど、できるかぎりの仕事をした。1失点は致し方なし。
 
DF
3 渡部博文 5.5
前田や東をケアしつつ、後半はロングフィードを使って揺さぶりをかけるなど攻守に貢献。惜しむらくはあっけなくやられた先制点の場面だ。
 
5 石川直樹 5.5
豊富な運動量で左サイドをアグレッシブに上下動したが、チャンスボールに恵まれず……。効果的に攻撃に絡んだとは言い難かった。
 
13 平岡康裕 5.5
先制されたシーンは完璧に崩されたものの、冷静さを失わずに集中して守った。後半だけなら及第点の出来と言えた。
 
27 大岩一貴 5.5(81分OUT)
FC東京の中島と室屋に翻ろうされるシーンが前半は目に付いた。後半は前への意識を示すも、思うようにボールを呼び込めなかった。
 
MF
7 奥埜博亮 5
ボールに絡もうとする意欲が感じられたとはいえ、これといった結果は残せなかった。消える時間帯もあっただけに厳しい評価に。
 
10 梁 勇基 5
対面した室屋のマークを上手く剥がせず、決定機を演出できなかった。シュートもわずか1本では……。失望のほうが強く残った。
 
17 富田晋伍 
同じセンターハーフの藤村との連係がいまひとつで簡単にスペースを与えていた印象。とりわけカウンターへの備えが不十分だった。
 
26 藤村慶太 5.5(75分OUT)
中島のドリブルをファウルで止めて26分にイエローカード。フィジカルを生かした守備が裏目に出ることもあり、採点は少し低めに。
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