【J1採点&寸評】大宮×湘南|3失点しては…敗戦で湘南のJ2降格が決まる

カテゴリ:Jリーグ

古田土恵介(サッカーダイジェスト)

2016年10月22日

湘南――オープンな展開から2点を返すもJ2降格決定。

【警告】大宮=江坂(73分) 湘南=菊池(39分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ドラガン・ムルジャ(大宮)

画像を見る

【湘南|採点・寸評】
湘南 5.5
ミスから先制を許すと、そのまま3点差までリードを広げられてしまう。大宮の拙いゲームコントロール術に助けられ、後半に幾度もチャンスを作ったが敗戦。最後まで戦う姿勢を示したものの、J1残留はならなかった。
 
GK
1 村山智彦 5
前半ロスタイムに家長のシュートを弾き出したのを含め、ビッグセーブを披露。ただ、判断ミスから先制点を許したのは痛恨。評価は厳しくせざるを得ない。
 
DF
36 岡本拓也 5(68分OUT)
寄せるか、待つか。判断が中途半端になってしまい、最終ラインに立つ者として不安定さばかりが目についた。
 
4 アンドレ・バイア 5.5
中央でD・ムルジャ、家長を相手に渡り合って存在感を示す。ただし、3失点という結果を考慮しないわけにはいかない。
 
30 島村 毅 5
パワープレー要因として前線に上がってからのほうが生き生きとしたか。本職の守備では大宮に手玉に取られる場面も。
 
MF
14 藤田征也 5(HT OUT)
泉澤への対応で後手に回り、なかなか身動きが取れず。守備に精力を傾けた結果、攻撃で相手を脅かせなかった。
 
16 石川俊輝 5
寄せ、カバーリングともに時折タイミングの遅さが。動きに固さがあり、“必勝態勢”が逆にプレッシャーとなったか。
 
6 三竿雄斗 5.5
大宮のパス回しに必死に食い付く。攻撃では、相手ゴール正面ペナルティアークからのFKで惜しさを感じさせてほしかった。
 
10 菊池大介 5.5
持ち味を発揮し始めたのは大勢の決した3失点後。ドリブルで自らをアピールしたが、前半とのパフォーマンスの落差の激しさは減点材料。
 
FW
19 大槻周平 5(HT OUT)
菊地、河本の両CBに抑え込まれてしまった。相手最終ラインとボランチの間で、窮屈そうにプレーしていた印象だ。
 
8 山田直輝 6
スペースを探し、入り込む能力は非凡。ジネイの2得点目を演出した。最終盤に訪れた決定機は決めたかった。
 
23 高山 薫 6
決して精度の高くないボールを放り込まれても、走力でチャンスにしてしまう。そのスプリントは大宮の最終ラインにとって厄介だった。
【関連記事】
湘南がJ2降格。低空飛行が続き、第2ステージはわずか1勝
【セルジオ越後】ハリルジャパンの抱える問題が透けて見えるルヴァン杯決勝だったね
【内田篤人の告白】希望と絶望の狭間で<パート1>。「その時は正直、治る気がしなかった」
【大宮】横谷繁インタビュー|ボランチで新境地を切り開く大器の本格開花(後編)
【大宮】横谷繁インタビュー|ボランチで新境地を切り開く大器の本格開花(前編)

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ