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【セルジオ越後】「劇的」の影で、浮き彫りになった深刻な課題。中心選手が揃って90分間持たなくなっている

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2016年10月07日

11日のオーストラリア戦で負けたら、この日の「劇的」は意味を持たなくなってしまう。

吉田の捨て身のパワープレーを、早くも3試合目に使ってしまったけれど、他に攻撃の切り札はあるのかな?写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 次は11日にアウェーでオーストラリアと対戦する。今回勝ったことで、「引き分けでもOK」という状況には持ち込めた。ただし、負けてしまったら、今日の「劇的」もなんの意味も持たなくなってしまうよ。ワールドカップ出場を見据えるのであれば、やはり日本より前を走ってきたオーストラリアとサウジアラビアとの勝点を常に気にしなければいけない。
 
 ハリルホジッチ監督の進退問題を騒ぐ声も、これでひとまず沈静化するだろう。首の皮一枚がつながった状況が続くね。
 
 とはいえ、内容だけで判断して、「勝って良かった、一件落着」と単純に片付けてしまっていいものか分からない。

 このあとの最終予選でも同じような内容を伴わない試合が続いて、何度か「劇的」な展開があって、それでワールドカップに出場できたとする。でも、それでは刺激的なお祭り騒ぎが連続するだけで、「内容」を伴っていないかもしれない。そのあたりをしっかり見つめていかないと、結局、ブラジル・ワールドカップの惨敗の反省を、何も生かせなくなってしまうよ。
 
 
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