チーム、スター、因縁の対決…CLには極上の見どころが満載!
ここまでは日本人選手に関する注目点に触れてきたが、世界最高峰の舞台であるCLだけに、それぞれの試合がハイレベルであり、またそこには様々なエピソードやドラマが存在しており、いずれも非常に楽しみである。
とりわけ、スーパースターを擁するビッグクラブ同士のマッチアップは、決勝戦にも引けを取らないほどの注目を世界中から集めることとなる。
今シーズンのグループステージで実現した豪華カードを挙げるとすれば、まずグループCのバルセロナとマンチェスター・シティの対峙だろう。
世界最高の3トップ、リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールによる3トップ「MSN」を擁し、補強にも成功、チームとしてもさらに進化を遂げているバルサは、リーガ開幕戦から圧倒的な強さを見せ付け、新たな黄金時代の到来すら予感させた。
一方のマンチェスター・Cは“ペップ”グアルディオラを指揮官に迎え、新たなスタートを切ったが、プレミアリーグでは2試合で9ゴールを奪って首位に立つなど、今後に期待を持たせる結果を残している。
かつてバルサの黄金時代の幕を開いた名将ペップと、現監督のルイス・エンリケによってさらに強化されたバルサが顔を合わせる10月19日(バルサ・ホーム)、11月1日、どのような激戦が展開されるだろうか。
また、グループDで実現したバイエルン対アトレティコ・マドリーのカードも、非常に興味深い。昨シーズンの準決勝の再現であり、有利を予想されながら敗北を喫したバイエルンが雪辱を果たすか、A・マドリーが返り討ちとするか。
バイエルンは、新監督に“優勝請負人”カルロ・アンチェロッティが就任したが、前任のペップが残したチームをほぼそのまま活かしながら、ブンデスリーガ開幕戦では圧勝。さらに強化を加え、欧州でも勝てるチームを作り上げていくことだろう。
一方、A・マドリーはディエゴ・シメオネ政権6シーズン目に入ったが、今シーズン、リーガでは決定力不足をさらけ出している。しかし、このチームならではの統率された全員攻撃・全員守備、驚異的な粘りが、この先、徐々に発揮されてくるに違いない。
昨シーズンのファイナリストであり、悔しい思いをしたA・マドリーは「三度目の正直」を狙っており、その上でグループリーグでのバイエルン戦は、今シーズンの力や可能性を図る上での格好の試金石となるだろう。試合は9月28日(バイエルン・ホーム)、12月6日に行なわれる。
他にも注目チームということでは、1億1,300万ユーロもの巨額を費やして大型補強を敢行したグループAのアーセナル、移籍金総額が8000万ユーロを超えたグループEのトッテナムなど、CLでは近年、結果を出せていないプレミアリーグ勢が挙げられる。
来年6月3日、ウェールズ・カーディフのミレニアム・スタジアムで開催される決勝戦を含め、欧州各地で行なわれる125試合。そしてたったひとつの「ビッグイヤー(優勝トロフィー)」を求めて厳しい戦いに身を投じる32チーム――。いずれも見逃すことなかれ!
◎2016-17CLスケジュール
◇グループステージ
第1節:2016年9月13~14日
第2節:2016年9月27~28日
第3節:2016年10月18~19日
第4節:2016年11月1~2日
第5節:2016年11月22~23日
第6節:2016年12月6~7日
◇決勝トーナメント1回戦
第1レグ:2017年2月14~15日・21~22日
第2レグ:2017年3月7~8日・14~15日
◇準々決勝
第1レグ:2017年4月11~12日
第2レグ:2017年4月18~19日
◇準決勝
第1レグ:2017年5月2~3日
第2レグ:2017年5月9~10日
◇決勝
2017年6月3日(会場:ウェールズ・カーディフ)
とりわけ、スーパースターを擁するビッグクラブ同士のマッチアップは、決勝戦にも引けを取らないほどの注目を世界中から集めることとなる。
今シーズンのグループステージで実現した豪華カードを挙げるとすれば、まずグループCのバルセロナとマンチェスター・シティの対峙だろう。
世界最高の3トップ、リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールによる3トップ「MSN」を擁し、補強にも成功、チームとしてもさらに進化を遂げているバルサは、リーガ開幕戦から圧倒的な強さを見せ付け、新たな黄金時代の到来すら予感させた。
一方のマンチェスター・Cは“ペップ”グアルディオラを指揮官に迎え、新たなスタートを切ったが、プレミアリーグでは2試合で9ゴールを奪って首位に立つなど、今後に期待を持たせる結果を残している。
かつてバルサの黄金時代の幕を開いた名将ペップと、現監督のルイス・エンリケによってさらに強化されたバルサが顔を合わせる10月19日(バルサ・ホーム)、11月1日、どのような激戦が展開されるだろうか。
また、グループDで実現したバイエルン対アトレティコ・マドリーのカードも、非常に興味深い。昨シーズンの準決勝の再現であり、有利を予想されながら敗北を喫したバイエルンが雪辱を果たすか、A・マドリーが返り討ちとするか。
バイエルンは、新監督に“優勝請負人”カルロ・アンチェロッティが就任したが、前任のペップが残したチームをほぼそのまま活かしながら、ブンデスリーガ開幕戦では圧勝。さらに強化を加え、欧州でも勝てるチームを作り上げていくことだろう。
一方、A・マドリーはディエゴ・シメオネ政権6シーズン目に入ったが、今シーズン、リーガでは決定力不足をさらけ出している。しかし、このチームならではの統率された全員攻撃・全員守備、驚異的な粘りが、この先、徐々に発揮されてくるに違いない。
昨シーズンのファイナリストであり、悔しい思いをしたA・マドリーは「三度目の正直」を狙っており、その上でグループリーグでのバイエルン戦は、今シーズンの力や可能性を図る上での格好の試金石となるだろう。試合は9月28日(バイエルン・ホーム)、12月6日に行なわれる。
他にも注目チームということでは、1億1,300万ユーロもの巨額を費やして大型補強を敢行したグループAのアーセナル、移籍金総額が8000万ユーロを超えたグループEのトッテナムなど、CLでは近年、結果を出せていないプレミアリーグ勢が挙げられる。
来年6月3日、ウェールズ・カーディフのミレニアム・スタジアムで開催される決勝戦を含め、欧州各地で行なわれる125試合。そしてたったひとつの「ビッグイヤー(優勝トロフィー)」を求めて厳しい戦いに身を投じる32チーム――。いずれも見逃すことなかれ!
◎2016-17CLスケジュール
◇グループステージ
第1節:2016年9月13~14日
第2節:2016年9月27~28日
第3節:2016年10月18~19日
第4節:2016年11月1~2日
第5節:2016年11月22~23日
第6節:2016年12月6~7日
◇決勝トーナメント1回戦
第1レグ:2017年2月14~15日・21~22日
第2レグ:2017年3月7~8日・14~15日
◇準々決勝
第1レグ:2017年4月11~12日
第2レグ:2017年4月18~19日
◇準決勝
第1レグ:2017年5月2~3日
第2レグ:2017年5月9~10日
◇決勝
2017年6月3日(会場:ウェールズ・カーディフ)