佐野はNECでの2年余りでストライカー、GK、右SB以外、すべてのポジションをこなしたのではないだろうか。CBに至っては、4バックシステムの左、3バックシステムのリベロ、右とバリエーション豊富である――。そんなことを私は瞬時に思い巡らしながら、前節のフォルトゥナ・シッダールト戦で3バックシステムのリベロとして先発したときのことを、佐野に訊いてみた。
「オン・ザ・ボールはできるんですよ。だけどこの間の試合とかでも走り合いや、空中戦とかで狙われるんです。相手チームはデカいFWを置いて(空中戦で)競らそうとしてくる。サイドには速くてうまい選手がいる。それがオランダの特徴だと思います。そこに(CBとして)難しさを感じるんですが、経験としては良かった」
開始4分の失点シーンに絡んでしまった佐野だったが、28分には敵陣に押し入って、前のめりになりながらヘッドでボールを前に繋いで、リンセンの同点弾の始点になった。
――ああいうプレーがNECのセンターバックに求められること?
「そうです。ポジションの取り合いでまず勝って、前でディフェンスする。ああいうプレーをもっとボランチのところでできればいい。行くときは行くという覚悟で前に出ています」
「何も挑戦せずして負けた感がある」強豪PSV戦で21歳日本代表が垣間みせた“考える男の影響力”。「CB起用? 経験としては良かった」【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2025年09月14日
2年余りでFW、GK、右SB以外のすべてのポジションをこなしたのではないか
9月の日本代表アメリカ遠征で佐野は急きょ招集されたものの、メキシコ戦、アメリカ戦で出番はなかった。
「代表の競争に勝っていくためには、まずチームで結果を残すこと。そして代表に行ったときにしっかりいいプレーをすること。試合には出たかったけれど、出たいと思って出られるものでもない。(森保一)監督に認めてもらうために、次の10月に向けて期間はあまりないですが、NECでの試合で結果を出さないといけない。でも代表のことよりも次の試合。それよりも明日のこと。そこをまずコツコツとやった先に代表があると思うので、そこをしっかりやり続けてアピールしたい」
PSV戦の終盤は、クロアチア代表の英雄、オランダリーグNo.1プレーヤーのペリシッチとワン・オン・ワンを繰り広げた佐野航大。こうした1分1秒の積み重ねが日本代表定着に繋がるのかもしれない。
取材・文●中田 徹
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