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日本代表を知り尽くした韓国レジェンドが評価する“ライバルの急成長”。「数じゃない。どれだけ欧州で成功した選手生活を送っているかが重要なんだ」【現地取材】

カテゴリ:日本代表

石田英恒

2025年08月01日

「韓国サッカーはもっと成長できた。少し悔しさを感じますね」

プレミアリーグでも存在を誇示。トッテナムでは3シーズンに渡って活躍した。(C)Getty Images

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――かたや、現在の韓国代表についてはどう感じていますか?

李榮杓「韓国代表も着実に良い選手たちが出てきて、欧州で活躍する選手がいて、韓国も過去30年間、着実に発展してきたと思います。しかし、韓国は振り返ってみると、環境的に、また組織的にもう少し成長することができたのではないかという悔しさを少し感じます。

 今よりもう少し多くの投資が行なわれるべきだった。もう少し計画的であるべきだったし、もう少し積極的に組織や環境などに対して積極的に投資、組織改革をするべきだったのです。過去30年を振り返ったとき、韓国サッカーは着実に成長しましたが、もっと上手くできたのに、もっと成長できたのにということを考えると、個人的には少し残念なところがあります」

 ワールドカップに向けての戦いを繰り広げた、日本と韓国。この30~40年で両国は大きく成長を遂げ、欧州に数多の選手が送り込んだ。韓国は、日本に勝つことを主なモチベーションとしてワールドカップ連続出場を成し遂げた一方で、日本は最初から世界最高レベルへの到達を目ざした。韓国も日本のように最初から世界最高レベルを目ざしていたら、さらなる成長があったのかもしれない。

<第2回へつづく>

取材・文●石田英恒
 
PROFILE 李榮杓(イ・ヨンピョ)/1977年4月23日、大韓民国江原道生まれ。2000年、Kリーグの安養LGチタスでプロデビュー。02年ワールドカップでは左サイドバックとして躍動し、大会後にPSVアイントホーフェン(オランダ)に移籍。その後、トッテナム・ホットスパー(イングランド)、ボルシア・ドルトムント(ドイツ)、アル・ヒラル(サウジアラビア)、MLSのバンクーバー・ホワイトキャップス(カナダ)で活躍し、13年に引退。引退後は、スポーツマーケティングや経営学を学び、チームの組織運営の仕事に携わる。大韓サッカー協会副会長(21~23年)、江原FC代表(21~22年)を歴任。現在は韓国公共放送『KBS』でサッカー解説者を務める。
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