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日本代表を知り尽くした韓国レジェンドが評価する“ライバルの急成長”。「数じゃない。どれだけ欧州で成功した選手生活を送っているかが重要なんだ」【現地取材】

カテゴリ:日本代表

石田英恒

2025年08月01日

元韓国代表DF、李榮杓インタビュー[第1回]

ソウルで取材に応じてくれたイ・ヨンピョ氏。韓国サッカーを牽引した“伝説”にひとりだ。写真:石田英恒

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 日本代表が8回連続となるワールドカップ本大会出場を決め、韓国代表も11回連続での出場を決めた。日本と韓国は1980年代、90年代、2000年代、10年代、20年代、さらにはその以前から、ワールドカップに向けての死闘や歴史的な名勝負も繰り広げてきた。そしてこの30~40年の間に両国は急成長を遂げ、今では両国の多くの選手が欧州の主要リーグで活躍するようになっている。

 韓国代表の歩みを熟知し、02年日韓ワールドカップで若手の切り込み隊長として活躍、10年ワールドカップでは母国のベスト16進出に貢献した李榮杓(イ・ヨンピョ)氏。隣国のレジェンドが韓国代表とその“ライバル”日本代表の昔を振り返り、今を語る。[インタビュー第1回/全3回]。

――韓国代表が、11回連続でワールドカップ本大会への進出を決めましたが、今、どんな思いを持っていますか?

李榮杓「韓国サッカーがワールドカップ本戦へ11回連続進出したというのは、世界的に見ても5番目に多い記録だと思います。韓国の11回連続を超える出場国を見ると、ドイツ、ブラジル、アルゼンチンなどの真の強豪国を挙げることができます。だから、ワールドカップ本大会への11回連続本選進出というのはアジアの国として意味があります。

 なぜ、意味があるかというと、大抵の国ではどんな世代でもゴールデン・ジェネレーション(黄金の世代)が現われ、その後はまた良くなったり悪くなったり、そういうことを繰り返しているからです。ある時は非常に優れた選手が現われる一方で、また暗黒の時代も訪れます。

 そんなチームの栄枯盛衰のなかで、安定的な実力を維持し、アジアのチームとして11回連続でワールドカップ本選に進出したということは、一貫して継続的に強いチームだったということを証明しています。単純に11回連続ということよりも、その40年以上の間、韓国サッカーがアジアのチームとして継続的に強かったという点で意味があると思います」
 
――日本代表については、どう見ていますか?

李榮杓「学生時代から日韓戦を観てきましたが、日本代表は大きく成長したと思います。私が小学校、中学校、高校の頃までは、韓国が日本と試合をして負けるなど考えてもみませんでした。選手になってからも日本には勝っていましたし、日本に負ける気はしませんでしたね。でもこの30年で日本のサッカーは急成長を果たし、継続的な発展を遂げました。

 観ていた方の思い出としては、1990年代の日韓戦ですね。当時はラモス(瑠偉)がいましたし、三浦(カズ)がいて、井原(正巳)もいました。当時も日本は強かったですね。その90年代半ばから、日本は韓国にとってかなり脅威的な存在になったという印象を受けました」
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