【チーム採点・寸評】
川崎　6.5
持ち前のパスワークを駆使して名古屋の守備を完全に攻略。小林、大久保、中村と役者の揃い踏みで快勝を収めた。
 
【川崎｜採点・寸評】
GK
１　チョン・ソンリョン　６
41分にはシモビッチの鋭いシュートを好セーブ。ピンチが少ないなか、無失点勝利に貢献した。 

DF
18　エウシーニョ　６
36分には先制点につながるスルーパスを小林に送る。とりわけ後半は前に重心をかけ、チャンスに絡んだ。66分にはポスト直撃のシュートを放つ。
 
５　谷口彰悟　６
光ったのは縦パスの精度。大島、中村らに的確にボールをつなぎ、ポゼッション率向上に貢献した。守備面でも穴はなかった。
 
４　井川祐輔　６
17センチ差のあるシモビッチとの空中戦には苦慮するも、しっかり身体をぶつけて自由を与えなかった。右サイドのフォーローにも尽力した。
 
20　車屋紳太郎　6.5
序盤から自慢の快足を飛ばし、左サイドを駆け上がる。53分にはシュート性のクロスで大久保のゴールをアシスト。チームを楽にする追加点をもたらした。
 
MF
21　エドゥアルド・ネット　6.5（90分OUT）
リズムよくパスを散らして、攻撃を後方支援。空中戦の強さを活かしてシモビッチの対応にも回り、77分には中村のゴールをアシストした。
 
10　大島僚太　6.5　
立ち上がりからギア全開。中盤の底でくさびのパスを入れたかと思えば、ゴール前に顔を出す。まさに“チームの心臓”といえる働きだった。
 
27　大塚翔平　６（78分OUT）
相手の守備のギャップを突いてパスを引き出した。足もとの技術も高く、簡単にボールを奪われることがなかった。
 
14　中村憲剛　6.5（86分OUT）
大島、大塚がプレーしやすいようにバランスを取りつつ、チームをコントロール。左からのクロスで小林の先制点を導くと、後半は左右、中央とプレー範囲をより広げ、77分には見事なミドルでチーム３点目をゲット。ただ、イ・スンヒのタックルを受けて負傷交代となり、怪我の状態が懸念される。