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「移籍を考えたことは“ほぼ”ない」今もF・マリノス一筋の栗原勇蔵が明かす真実。ワンクラブマン、レジェンド、横浜市、海外からオファーの話

カテゴリ:Jリーグ

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年04月22日

「基本的には横浜から出たことがない。もちろん愛着はありますよ」

2019年12月。自身15年ぶり3度目のJ1リーグ制覇を果たし、ユニホームを脱いだ。(C)SOCCER DIGEST

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 ちなみに、ヴィッセル神戸でプレーしている汰木康也も、横浜市瀬谷区で生まれ、原FC、F・マリノスのアカデミーを経てプロの世界に飛び込んだ選手だ。それだけに、12歳下の“直の後輩”に対しても強い思い入れを持っているようだ。

「一回り年が違うから接点はそんなにないですが、地元の同じクラブ出身で、あのようにバリバリに活躍しているのはすごく嬉しいです。プレーもすごく華麗で、ドリブルやシュートで魅せられる選手。まだ29歳で、何年もできると思うので、地元の誇りとして頑張ってほしいです。F・マリノス戦以外では(笑)」

 栗原氏がF・マリノスのレジェンドである1つの証として、試合前に本拠地・日産スタジアムの大型ビジョンで流れる映像がある。興奮を掻き立てるプレー集とともに、クラブで一時代を築いた井原正巳氏、松田直樹氏、中澤佑二氏、そして栗原氏らの姿が映し出されるのだ。

「自分が憧れていた先輩とか、まさしくF・マリノスのレジェンドと言われる人が出ているなかに自分も入れてもらって、ありがたいです。『こんなクラブで自分もやっていたんだな』と思うことがありますし、そういう人たちに憧れて頑張ってきたので、すごく嬉しいです。到底そのレベルに達してはいませんが、F・マリノスに少なからず貢献してきたとは思っているので、これからもっと貢献できるようにしていきたいです」
 
 F・マリノスを愛し、F・マリノスに愛される栗原氏。その熱量は横浜の街全体に及んでいる。

「基本的には横浜から出たことがないですし、もちろん愛着はありますよ。人気もある街だし、そんななかで生まれ育ってやってこられたので誇りにも思っています。

 横浜は都会に思われますが、それは割と一部分だけで、みなとみらいのようなすごい大都会で、きらびやかなところもあれば、僕の地元の阿久和のようなド田舎もあります。都会から少し離れれば田んぼもあるし、畑もあるし。どちらも経験できるので、すごく良いところだと思います」

 栗原氏は唯一無二の街、横浜で、F・マリノスと共に歴史を紡いでいく。

※第2回終了(全5回)

取材・構成●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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