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「負けてもヘラヘラしてる」ベルギー2部で奮戦の日本人逸材コンビが直面する“欧州リザーブチームのリアル”。「自分も我を出していきたい」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

中田徹

2025年03月05日

受け止めや異なるも“真理”を突いているふたりの言葉

横山はバーミンガムからの武者修行中だ。今年1月のFAカップでは移籍後初ゴールを決めてみせた。(C)Getty Images

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 現在、1部リーグで首位を走るトップチームの攻撃サッカーに保田は刺激を受けている。

「ホントにすごい。ヘンクは個人個人の質も高い。なにせ、自分より年下の選手が出ている。ただ凄いと思いながら見るのではなく、『自分が入ったら何ができるだろう』というのは常に考えてます」

 ヘンクの中盤はベテランのハイネン主将(28歳)、フロソフスキ(32歳)、パワーあふれるバングラ(21歳)、クレバーなサトルベルガー(21歳。負傷離脱中)と質の高い選手が揃っている。特に17歳のテクニシャン、カレツァスがブレイクして注目を集めており、彼がギリシア代表を選んだことはベルギー国内でビッグニュースになった。

「ヘンクの中盤は個々も凄いし、トルステン・フィンク監督(元神戸、STVVなど)が来てから積み上げてきているものがあるのを感じる。本当にいいチームですね。17歳の選手(カレツァス)は去年、ヨング・ヘンクでプレーしていた。だから、自分次第で道は変わってくる」
 
 横山と保田の言葉はまるで異なるが、オランダで多くのリザーブチームの試合を見てきた私自身、共に「リザーブチームのリアル」を突いていると思う。リザーブチームの試合を見ていると苛立ちを覚えることは多い。

 しかし、フレンキー・デ・ヨング、アブデルハク・ヌーリなど、タレント軍団の揃ったヨング・アヤックスに心躍らせてスタジアムに通ったこともある。そんな肌感覚から思うのは、横山にとってはもうリザーブチームは卒業すべき時期に来ている。一方、保田にとっては欧州サッカーのタフさに慣れるための順応期間であり、学びの場なのである。

取材・文●中田 徹

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