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「8番の重みは軽々しく言えない」柿谷曜一朗が“我が家”に戻り、泣き笑いの引退会見。香川は「一緒にやった日々はすごい大事な時間だった」と感謝

カテゴリ:Jリーグ

元川悦子

2025年01月23日

豪華引退試合を行なう青写真も

 その香川は柿谷の引退を受けて、「曜一朗と一緒にやった日々は僕にとってすごい大事な時間だったし、それがあったからこそ自分も成長できた。彼は4歳からセレッソにいるし、自分にはない『ソウル(魂)』を持っている。それだけセレッソを愛して、いろんな紆余曲折も経験しただろうけど、曜一朗にしか築けないキャリアだった。その経験をまた新たな人生で伝えていってほしいと思います」と神妙な面持ちで語っていた。

 桜の8番が似合う男には、できることなら、セレッソでプロ選手のラストを飾ってほしかった。だが、それが叶わなかったのも、また彼の人生である。古巣で引退会見を行なったことで、スッキリはしただろうが、本人の中ではヨドコウ桜でガンバ大阪とセレッソ大阪を交えた豪華引退試合を行なう青写真もあるという。

 それが半年後なのか、1年後なのかは分からないが、再び雄姿を見せてくれるはず。その日を楽しみに待ちたいところだ。
 
 これからは妻でタレントの丸高愛実さんとともに、サッカー文化人的な活動をしていくというが、子どもたちと一緒にボールを蹴ったり、技術やアイデアを教えたりすることはできるはず。

「自分は天才と言われるのが嫌だった」と本音を吐露したが、傍から見れば、こんなに見る者をワクワクさせてくれる選手は他にいない。

 だからこそ、柿谷はこの先もサッカーの楽しさや魅力をピッチ内外から伝え続けるべき。それだけは強くお願いしておきたいところである。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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