「今、この瞬間を頑張らないと意味がない」
U-23代表として戦ったパリ五輪が終わり、斉藤個人としてもA代表入りは今後目標になる。A代表に招集されるには、QPRで周囲を納得させる結果を出すことが必要になると話す。
「正直、2023年も2024年も、A代表はずっと目ざしてきた。目ざしている場所として、ずっと変わらないです。
A代表に入るには、QPRで圧倒的な結果を出さないと。代表にはプレミアリーグでプレーしている選手もいるし、4大リーグでプレーしてる選手もたくさんいる。 日本代表の競争は激しいです。
自分自身、『コイツは選ばれるべき』って全員から言ってもらえるような結果を出さないといけない。よりステップアップして、代表に呼ばれても、すぐ活躍できる立場になっていかないと。だから今、QPRでのこの瞬間を頑張らないと意味がない。野望というか、そういう向上心を持ってやっていきたい」
現在の日本代表メンバーを見渡すと、斉藤が主戦場とする左サイドMFは、三笘薫と中村敬斗が控える激戦区。ルートン戦でプレーした右サイドでも伊東純也と堂安律がおり、こちらも競争が激しい。しかし、彼らよりも若い23歳の斉藤がここに割って入ることで、日本代表も活性化されるはずだ。
折しも森保一監督は、日本メディアのインタビューで「力のある選手を新たに招集して、できる限り見たい」と話す。また、斉藤と同じ2001年生まれの久保建英も、日本メディアに対し「日本代表が強くなりたかったら、次の若手を積極的に使っていくべきだと思う」とコメント。「正直、僕の下が全然入ってこないのはちょっと悲しい。いつまでも同じメンツでいるのは代表としても良くない」と続け、久保より若い世代が代表に入ってこないとチームとして勢いが出ないと危機感を募らせる。
「正直、2023年も2024年も、A代表はずっと目ざしてきた。目ざしている場所として、ずっと変わらないです。
A代表に入るには、QPRで圧倒的な結果を出さないと。代表にはプレミアリーグでプレーしている選手もいるし、4大リーグでプレーしてる選手もたくさんいる。 日本代表の競争は激しいです。
自分自身、『コイツは選ばれるべき』って全員から言ってもらえるような結果を出さないといけない。よりステップアップして、代表に呼ばれても、すぐ活躍できる立場になっていかないと。だから今、QPRでのこの瞬間を頑張らないと意味がない。野望というか、そういう向上心を持ってやっていきたい」
現在の日本代表メンバーを見渡すと、斉藤が主戦場とする左サイドMFは、三笘薫と中村敬斗が控える激戦区。ルートン戦でプレーした右サイドでも伊東純也と堂安律がおり、こちらも競争が激しい。しかし、彼らよりも若い23歳の斉藤がここに割って入ることで、日本代表も活性化されるはずだ。
折しも森保一監督は、日本メディアのインタビューで「力のある選手を新たに招集して、できる限り見たい」と話す。また、斉藤と同じ2001年生まれの久保建英も、日本メディアに対し「日本代表が強くなりたかったら、次の若手を積極的に使っていくべきだと思う」とコメント。「正直、僕の下が全然入ってこないのはちょっと悲しい。いつまでも同じメンツでいるのは代表としても良くない」と続け、久保より若い世代が代表に入ってこないとチームとして勢いが出ないと危機感を募らせる。
実際に日本代表の11月シリーズで、パリ五輪のメンバーからは、藤田譲瑠チマ(22=ベルギー1部シント=トロイデン)と高井幸大(19=J1川崎フロンターレ)の2選手のみ招集。五輪不参加となった久保を入れても3名と寂しい。対するスペインのA代表には、11月シリーズにおいて、パリ五輪の参加資格のある2001年1月1日以降生まれの選手が11名も招集された。
斉藤に上記2人のコメントを伝えたうえで、「斉藤選手を含めたパリ五輪世代が入ってくると、A代表はさらに強くなると思います」と筆者の見解をぶつけてみた。斉藤は、力強く語る。
「たぶん自分たちの世代も、そう思ってる。 正直、自分は一番そう思ってます。自分が一番、A代表に入りたいと思っている。だからこそ、危機感という言葉になる。危機感が芽生えているし、焦りもある。その悔しさをピッチでぶつけるしかない。そういう気持ちをずっと持っていかないと。絶対、向上心は捨てないようにしたい」
斉藤の所属するQPRは、チャンピオンシップで現在13位。イングランドの2部と言えども、同リーグには代表クラスの選手が数多く在籍しており、そのレベルは決して低くない。斉藤はレンタル先のQPRでインパクトを残し、さらなるステップアップ移籍を目ざしている。
同時に、A代表入りも目標に掲げて日々精進している。パリ五輪で知った、世界との差。26年W杯まで1年半となり、残されている時間もそう長くはない。「自分が一番、A代表に入りたいと思っている」と語る23歳のアタッカーは、「今年はポジティブな経験をたくさん積みたい」と続け、2025年を飛躍の年にしたいと誓った。
取材・文●田嶋コウスケ
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斉藤に上記2人のコメントを伝えたうえで、「斉藤選手を含めたパリ五輪世代が入ってくると、A代表はさらに強くなると思います」と筆者の見解をぶつけてみた。斉藤は、力強く語る。
「たぶん自分たちの世代も、そう思ってる。 正直、自分は一番そう思ってます。自分が一番、A代表に入りたいと思っている。だからこそ、危機感という言葉になる。危機感が芽生えているし、焦りもある。その悔しさをピッチでぶつけるしかない。そういう気持ちをずっと持っていかないと。絶対、向上心は捨てないようにしたい」
斉藤の所属するQPRは、チャンピオンシップで現在13位。イングランドの2部と言えども、同リーグには代表クラスの選手が数多く在籍しており、そのレベルは決して低くない。斉藤はレンタル先のQPRでインパクトを残し、さらなるステップアップ移籍を目ざしている。
同時に、A代表入りも目標に掲げて日々精進している。パリ五輪で知った、世界との差。26年W杯まで1年半となり、残されている時間もそう長くはない。「自分が一番、A代表に入りたいと思っている」と語る23歳のアタッカーは、「今年はポジティブな経験をたくさん積みたい」と続け、2025年を飛躍の年にしたいと誓った。
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