「日本は日本のやり方で進んでいってほしい」
Jリーグとの違いで言えば、そもそも大きく異なるのがフォーマットである。アメリカの26クラブとカナダの3クラブで構成されるMLSはまず、ウェスタン・カンファレンスとイースタン・カンファレンスの2つに分類。昇降格はなく、終盤にはプレーオフが行なわれるほか、オールスター、ドラフト会議も開かれ、日本で言うところのプロ野球に近いイメージだ。
「プレーオフになると、また1個ギアが上がる。シーズンが終盤に進むにつれて、ギアが上がってきて、よりシリアスになる」と実感する高丘に「日本はフォーマットの一部を参考にすべき?」と尋ねると、例として挙がったのはエンタメ要素だ。
「こっちは見せ方というか、エンターテインメントの作り方が非常に上手い。野球やバスケなどの流れから来ていると思うんですけど、そういったところをこっちは追求していて、視点がすごく強い。日本にフィットするかは分からないですけど、やってみたら面白い気もしますし、見どころがより増えると思います。
ただ、今の日本のカレンダー的に、プレーオフをやるスペースがちょっと分からないので、なんとも言えない…面白いかなとは思いますけど。何年か前にやっていましたよね。結論としては、日本は日本のやり方で進んでいってほしいなと思います」
「プレーオフになると、また1個ギアが上がる。シーズンが終盤に進むにつれて、ギアが上がってきて、よりシリアスになる」と実感する高丘に「日本はフォーマットの一部を参考にすべき?」と尋ねると、例として挙がったのはエンタメ要素だ。
「こっちは見せ方というか、エンターテインメントの作り方が非常に上手い。野球やバスケなどの流れから来ていると思うんですけど、そういったところをこっちは追求していて、視点がすごく強い。日本にフィットするかは分からないですけど、やってみたら面白い気もしますし、見どころがより増えると思います。
ただ、今の日本のカレンダー的に、プレーオフをやるスペースがちょっと分からないので、なんとも言えない…面白いかなとは思いますけど。何年か前にやっていましたよね。結論としては、日本は日本のやり方で進んでいってほしいなと思います」
“エンタメ大国”はSNSの使い方からも強く感じるようだ。日本でも各クラブが親和性の高いこのツールを駆使し、あの手この手で魅力を発信しているが、本場はスケールが違う。
「試合前のソーシャルメディアを使っての煽り、持っていき方や、スタジアムひとつ取っても演出の仕方だったり…。試合前、試合中、ハーフタイム、終わった後、全てがすごく計算されているなと。来てくれたお客さんにいかに楽しんでもらえるか。選手一人ひとりにスポットライトを当てて、良さを上手く引き出すところが、日本よりも数段重要視されている感じがします。それが良いか悪いかは分からないですけど、そういった特徴がありますね」
活性化するなかで、大きなターニングポイントとなったのが、史上最多8度のバロンドール受賞を誇る、メッシのインテル・マイアミ加入だ。トップ・オブ・トップのMLS参戦は、革命的と言える。
「MLSの盛り上がりはやっぱり感じますね。リーグとしても、2年後の北中米ワールドカップに向けて力を入れているのはすごく感じます。選手の獲得など色々なところでリーグを発展させようとしているなと。アメリカは経済大国なので、お金を使う額が日本とは桁が違う。お金をかける分、発展の成長速度がすごく早いなと、一点集中型というか、そこにきっちりオールインする感じはすごくありますね。
リーグとマイアミが上手くメッシを口説き落として、1人スター選手を連れてくることで、リーグの注目度が上がるのは間違いないので。いまだに世界一の選手を連れてくるだけのパワーがあるリーグだと、そういうところを見ても分かりますよね」
飛躍を遂げるMLSで揉まれ、高丘もまた、心身ともに大きく成長している。今季はプレーオフを勝ち上がってのMLS制覇、そして1年目は実現しなかったメッシとの対戦にも大いに期待したい。
取材・構成●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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「試合前のソーシャルメディアを使っての煽り、持っていき方や、スタジアムひとつ取っても演出の仕方だったり…。試合前、試合中、ハーフタイム、終わった後、全てがすごく計算されているなと。来てくれたお客さんにいかに楽しんでもらえるか。選手一人ひとりにスポットライトを当てて、良さを上手く引き出すところが、日本よりも数段重要視されている感じがします。それが良いか悪いかは分からないですけど、そういった特徴がありますね」
活性化するなかで、大きなターニングポイントとなったのが、史上最多8度のバロンドール受賞を誇る、メッシのインテル・マイアミ加入だ。トップ・オブ・トップのMLS参戦は、革命的と言える。
「MLSの盛り上がりはやっぱり感じますね。リーグとしても、2年後の北中米ワールドカップに向けて力を入れているのはすごく感じます。選手の獲得など色々なところでリーグを発展させようとしているなと。アメリカは経済大国なので、お金を使う額が日本とは桁が違う。お金をかける分、発展の成長速度がすごく早いなと、一点集中型というか、そこにきっちりオールインする感じはすごくありますね。
リーグとマイアミが上手くメッシを口説き落として、1人スター選手を連れてくることで、リーグの注目度が上がるのは間違いないので。いまだに世界一の選手を連れてくるだけのパワーがあるリーグだと、そういうところを見ても分かりますよね」
飛躍を遂げるMLSで揉まれ、高丘もまた、心身ともに大きく成長している。今季はプレーオフを勝ち上がってのMLS制覇、そして1年目は実現しなかったメッシとの対戦にも大いに期待したい。
取材・構成●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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