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1-1から悪夢のような展開。敵地で痛恨敗戦の浦和、かつてない過密日程も戦い抜く種火は残されている【ACL】

カテゴリ:国際大会

河治良幸

2023年11月09日

残り3試合、神戸と8差、横浜と6差

敵地まで駆けつけた浦和サポ。いつも通りに熱い応援でチームを支えた。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)

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 それでも浦和にポジティブなものがあるとすれば、あのルヴァン杯決勝の敗戦から、移動を挟む中3日という非常に短い期間でも切り替えて、ここ数試合で一番のパフォーマンスと姿勢を示したことだ。

 そして10人になってからも勝ちに行くことをまったく諦めなかったこと。逆転ゴールを許してしまったのは結果論で、勝点3を取らないことには、1位突破の可能性がほぼほぼ絶たれるという状況でのチャレンジだった。

「最後まで可能性を感じながらプレーできたのは...負けたら何も残らないっていってもアレですけど、良かった部分もあったかなって」

 そう振り返る荻原に、次の神戸戦について聞くと「神戸には直接対決できるので。あとは他力二つ。全然可能性あるなって。最後、何が起こるか分からないし、マリノスも含めて優勝争いして行ったら、可能性が出てくるんじゃないか」と返ってきた。
 
 リーグ戦は3試合を残し、3位の浦和は、首位の神戸と勝点8差、2位の横浜F・マリノスとは6差で、逆転優勝にはミラクルを起こすしかないが、荻原は「残り3試合で他力が2試合と考えたら、なんか思ってるほど別に可能性が低く思わない」と前を向く。

 リーグタイトルの行方がどうなるかは、サッカーの神様しか分からないかもしれないが、そういう諦めない気持ちが、結局はACLの残り2試合に向かう姿勢にも通じると荻原は強調する。

「本当に自分たちの出せるパフォーマンスを、最大限に出すっていうのは本当にやらなくちゃいけない部分で、そこはやっていきたい」と荻原。最高のサポーターがバックについている限り、勝利を求めて戦い続ける。シーズン52試合目という、かつてない超過密日程にさらされる浦和だが、戦い抜く種火は残されている。

取材・文●河治良幸

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