「最高じゃないですか」9月9日のドイツ戦をそう捉える森保監督の真意は?【日本代表】

カテゴリ:日本代表

増島みどり(スポーツライター)

2023年09月07日

王道は忘れてはいけない

カタール・ワールドカップでは逆転勝利を収めた。果たして、今回は? キャプテンの遠藤(6番)はキーマンのひとりだろう。写真:Getty Images

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  平坦な道にはならない、過酷な道と、26年までの地図をいくつか見せた監督が最後に選んだ「道」がもうひとつある。    

 6月には、カタールW杯のアジア最終予選中にトライした「4-1-4-1」に再び挑み2試合で結果を出して選択肢を増やした。またW杯でドイツを破った際の後半、大逆転に結びつけた3バックで三笘、伊東のウイングバックを脅威とする形を「90分やったらどうなるかも試してみたい」(監督)と話す。さらに「個人の力量をはかる格好の舞台」と、マンマークで入るのか、ドイツ戦のカードはいくつか手元にある。
 
 そうしたなかでも、「王道」を強調する。タレントを活かしてサイドからの崩しが持ち味となれば、相手はストロングポイントを止めにかかる。そこで、選択肢を失うのではなく中央を攻めるのも今遠征の選択肢とする。

「真ん中から攻め切る。背後を突く。真ん中で起点を作ってサイドを活かす。優先順位、王道を忘れてはいけないとスタッフとも話しています」

  1年前の9月、日本代表はドイツのデュッセルドルフでアメリカ(2-0)、エクアドル(0-0)と対戦。これが代表選考前最後の親善試合となり、W杯モードへと突入した。  

 日本代表にとって、ドイツという相手も土地も、重要なリ・スタート地点だ。

取材・文●増島みどり(スポーツライター)

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