「いろんな人に恩返しをしていきたい」
昨年のリーグ後半を棒に振ってしまったが、年明けに復帰すると、練習やトレーニングマッチでイメージしてきたことを1つずつ表現していくうちに、これまでと違って冷静にプレーできている自分に気づいた。
さらにメンタル面でも「チームメイトがサッカーをする姿や、敬介さん、ガルナチョがプレーする姿を見て、心の底から『もう一度、あの舞台に戻りたい』、『その先の舞台に立ちたい』と思えたんです」と、自分の目標や夢を再認識できた。
そして今季は絶対的な守護神として、同志社大のゴールマウスの前で堂々たる姿を披露している。
「シュートに対してギリギリまで地面に足をつけて、しっかりと反応と身体のバネを活かして止める。ボールが動くたびや、相手のモーションが変わるたびにポジションをしっかり意識しています。
今日の2本のシュートストップも、その成果が出たと思います。1本目は、シュートの瞬間はブラインドで見えなかったですし、シュートも味方に少し当たってコースが変わりましたが、ギリギリまで地面に足をつけていたことで反応できた。
2本目も相手がペナルティエリア内に持ち込んできた時に、まずシュートコースを切ったのですが、一瞬、外側に持ち出した瞬間にディフェンダーがクロスのコースを切ってくれたので、瞬時にバックステップして、ニアに蹴ってくるコースを消すことができた。
以前の僕だったら触ることができていなかったシュートだと思います。自分でも良い判断だったと思います」
さらにメンタル面でも「チームメイトがサッカーをする姿や、敬介さん、ガルナチョがプレーする姿を見て、心の底から『もう一度、あの舞台に戻りたい』、『その先の舞台に立ちたい』と思えたんです」と、自分の目標や夢を再認識できた。
そして今季は絶対的な守護神として、同志社大のゴールマウスの前で堂々たる姿を披露している。
「シュートに対してギリギリまで地面に足をつけて、しっかりと反応と身体のバネを活かして止める。ボールが動くたびや、相手のモーションが変わるたびにポジションをしっかり意識しています。
今日の2本のシュートストップも、その成果が出たと思います。1本目は、シュートの瞬間はブラインドで見えなかったですし、シュートも味方に少し当たってコースが変わりましたが、ギリギリまで地面に足をつけていたことで反応できた。
2本目も相手がペナルティエリア内に持ち込んできた時に、まずシュートコースを切ったのですが、一瞬、外側に持ち出した瞬間にディフェンダーがクロスのコースを切ってくれたので、瞬時にバックステップして、ニアに蹴ってくるコースを消すことができた。
以前の僕だったら触ることができていなかったシュートだと思います。自分でも良い判断だったと思います」
目標としていたU-20W杯には選ばれなかったが、波多野は苦しんだ1年間を経て、確実に選手としても人間としても大きく成長した。
「昨年の後半から“名前が消えた”時に、『サッカー辞めたんでしょ?』と言われたこともありました。でも、悩んでいた時に同志社大の松井清隆GKコーチや、広島ユースでお世話になった高田哲也さん、加藤寿一GKコーチから電話をもらったり、いろんなアドバイスをもらったりすることができた。僕だけじゃ絶対に立ち直れなかったので、いろんな人にこれから恩返しをしていきたいです」
自分を見つめ直すきっかけを作ったガルナチョは、6月15日のオーストラリア戦でアルゼンチン代表デビューを飾った。
「いつか彼のシュートを真っ向から止められる選手になることも、自分のモチベーションの1つです」
大きな刺激を受けて、野心に満ち溢れている波多野は、ここから再び、その名を全国に轟かせてくれるはずだ。挫折を乗り越えた人間は強い。これだけは間違いなく言える。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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