84~92年大会ではわずかな差で敗退、04年はプレーオフ敗退。

名手イアン・ラッシュやヒューズといった主力が円熟期に達していたEURO88予選、出場権はほぼ手中に収めたと思われていたが、残り2試合で奈落の底に突き落とされた。 (C) Getty Images
◇1968年大会予選
1勝2分け3敗・4チーム中3位
イングランド(決勝大会3位)、スコットランド、北アイルランドとともに英国4協会でひとつの枠を争い、北アイルランドに1勝を挙げるに止まった。
◇1972年大会予選
2勝1分け3敗・4チーム中3位
ルーマニア、チェコスロバキア、フィンランドと同組で、フィンランドにはホーム&アウェーともに勝利を挙げた。
◇1976年大会予選
予選準々決勝敗退
ハンガリー、オーストリア、ルクセンブルクとのグループを首位で通過し、準々決勝でユーゴスラビアに敗戦(1-2・1-1)。当時の大会(ネーションズ・カップ時代)は4チームによって決勝大会が行なわれており、あと一歩だった。
◇1980年イタリア大会予選
3勝3敗・4チーム中3位
ここから大会の規模は大きくなり、名称も現在のEURO(欧州選手権)となって、8チームが本大会に進出した。ウェールズは、優勝する西ドイツの他、トルコ、マルタと同組で、マルタに2勝、トルコに1勝を挙げた。
◇1984年フランス大会予選
2勝3分け1敗・4チーム中2位
ユーゴスラビア(本大会出場)、ブルガリア、ノルウェーと1枠を争い、首位ユーゴスラビアとの勝点差はわずか1だった。アウェーでブルガリアに敗れたこと、ホームでユーゴスラビアに引き分けたことが悔やまれた。
◇1988年西ドイツ大会予選
2勝2分け2敗・4チーム中3位
デンマーク(本大会出場)、チェコスロバキア、フィンランドと同組。首位を走っていたが、最後の2戦でデンマーク、チェコに連敗して3位転落。首位デンマークとの勝点差は2(チェコスロバキアとは1)で、2戦のうちのどちらかに勝っていれば首位通過だった。
イラン・ラッシュ、マーク・ヒューズといった主力選手がピークを迎えていた時代で、逃がした魚はあまりに大きかった。
◇1992年スウェーデン大会予選
4勝1分け1敗・4チーム中2位
東西ドイツ、ベルギー、ルクセンブルクと同組(東ドイツは、すでにドイツ統一が決まっていたため、1試合を消化した後に参加を辞退)。首位ドイツ(本大会準優勝)とは勝点差1。ホームでは1-0で勝利するも、アウェーでは1-4で敗れ、これが両者の命運を分けた。
◇1996年イングランド大会予選
2勝2分け6敗・6チーム中5位
ドイツ(本大会優勝)、ブルガリア(本大会出場)、ジョージア、モルドバ、アルバニアと同組で、アルバニアとモルドバから1勝を挙げるに止まった。
◇2000年オランダ・ベルギー大会予選
3勝5敗・5チーム中4位
イタリア(本大会準優勝)、デンマーク(プレーオフで本大会出場)、スイス、ベラルーシと同組で、勝利の内訳はベラルーシに2勝、デンマークに1勝だった。
◇2004年ポルトガル大会予選
予選プレーオフ敗退
イタリア(本大会出場)、セルビア・モンテネグロ、フィンランド、アゼルバイジャンと同組で4勝1分け3敗の成績を挙げて2位に入り、ロシアとのプレーオフに進出。アウェーでの第1レグを0-0で乗り切ったことで希望は膨らんだが、ホームで0-1と敗れ、大きな失意を味わった。
◇2008年オーストリア・スイス大会
4勝3分け5敗・7チーム中5位
チェコ(本大会出場)、ドイツ(本大会準優勝)、アイルランド、スロバキア、キプロス、サンマリノと同組で、スロバキア、キプロス、サンマリノに1勝ずつ挙げるに止まった。
◇2012年ポーランド・ウクライナ大会
3勝5敗・5チーム中4位
イングランド(本大会ベスト8)、モンテネグロ、スイス、ブルガリアと同組で、モンテネグロ、スイス、ブルガリアに1勝ずつを挙げた。
1勝2分け3敗・4チーム中3位
イングランド(決勝大会3位)、スコットランド、北アイルランドとともに英国4協会でひとつの枠を争い、北アイルランドに1勝を挙げるに止まった。
◇1972年大会予選
2勝1分け3敗・4チーム中3位
ルーマニア、チェコスロバキア、フィンランドと同組で、フィンランドにはホーム&アウェーともに勝利を挙げた。
◇1976年大会予選
予選準々決勝敗退
ハンガリー、オーストリア、ルクセンブルクとのグループを首位で通過し、準々決勝でユーゴスラビアに敗戦(1-2・1-1)。当時の大会(ネーションズ・カップ時代)は4チームによって決勝大会が行なわれており、あと一歩だった。
◇1980年イタリア大会予選
3勝3敗・4チーム中3位
ここから大会の規模は大きくなり、名称も現在のEURO(欧州選手権)となって、8チームが本大会に進出した。ウェールズは、優勝する西ドイツの他、トルコ、マルタと同組で、マルタに2勝、トルコに1勝を挙げた。
◇1984年フランス大会予選
2勝3分け1敗・4チーム中2位
ユーゴスラビア(本大会出場)、ブルガリア、ノルウェーと1枠を争い、首位ユーゴスラビアとの勝点差はわずか1だった。アウェーでブルガリアに敗れたこと、ホームでユーゴスラビアに引き分けたことが悔やまれた。
◇1988年西ドイツ大会予選
2勝2分け2敗・4チーム中3位
デンマーク(本大会出場)、チェコスロバキア、フィンランドと同組。首位を走っていたが、最後の2戦でデンマーク、チェコに連敗して3位転落。首位デンマークとの勝点差は2(チェコスロバキアとは1)で、2戦のうちのどちらかに勝っていれば首位通過だった。
イラン・ラッシュ、マーク・ヒューズといった主力選手がピークを迎えていた時代で、逃がした魚はあまりに大きかった。
◇1992年スウェーデン大会予選
4勝1分け1敗・4チーム中2位
東西ドイツ、ベルギー、ルクセンブルクと同組(東ドイツは、すでにドイツ統一が決まっていたため、1試合を消化した後に参加を辞退)。首位ドイツ(本大会準優勝)とは勝点差1。ホームでは1-0で勝利するも、アウェーでは1-4で敗れ、これが両者の命運を分けた。
◇1996年イングランド大会予選
2勝2分け6敗・6チーム中5位
ドイツ(本大会優勝)、ブルガリア(本大会出場)、ジョージア、モルドバ、アルバニアと同組で、アルバニアとモルドバから1勝を挙げるに止まった。
◇2000年オランダ・ベルギー大会予選
3勝5敗・5チーム中4位
イタリア(本大会準優勝)、デンマーク(プレーオフで本大会出場)、スイス、ベラルーシと同組で、勝利の内訳はベラルーシに2勝、デンマークに1勝だった。
◇2004年ポルトガル大会予選
予選プレーオフ敗退
イタリア(本大会出場)、セルビア・モンテネグロ、フィンランド、アゼルバイジャンと同組で4勝1分け3敗の成績を挙げて2位に入り、ロシアとのプレーオフに進出。アウェーでの第1レグを0-0で乗り切ったことで希望は膨らんだが、ホームで0-1と敗れ、大きな失意を味わった。
◇2008年オーストリア・スイス大会
4勝3分け5敗・7チーム中5位
チェコ(本大会出場)、ドイツ(本大会準優勝)、アイルランド、スロバキア、キプロス、サンマリノと同組で、スロバキア、キプロス、サンマリノに1勝ずつ挙げるに止まった。
◇2012年ポーランド・ウクライナ大会
3勝5敗・5チーム中4位
イングランド(本大会ベスト8)、モンテネグロ、スイス、ブルガリアと同組で、モンテネグロ、スイス、ブルガリアに1勝ずつを挙げた。

EURO2004予選のプレーオフ、有利な状況でホームでの第2レグを迎えるも、ロシアに敗北。クラブレベルでは数々の栄光を手にしたギグスのもうひとつの悲願は、成就することなく終わった。 (C) Getty Images