千葉Lには市瀬らリーグ屈指のDFが揃う
最終ラインでは、I神戸の三宅史織は、売り出し中の新人・竹重杏歌理らと意思疎通を図り、9年ぶりの国内リーグ戦制覇にたどり着いた。千葉Lには市瀬千里らリーグ屈強のDFが揃い、両翼を下ろした5バックで守り倒しにかかると、相手に崩されるイメージが湧かなかった。
長いシーズンの中で上昇曲線を描いた大宮Vの有吉佐織は、鮫島彩、乗松瑠華らとチームを支えた。佐々木繭(浦和)、高平美憂、万屋美穂(ともにマイ仙台)、北川ひかる(アルビレックス新潟レディース)らには、代表争いへの参戦機会を増やしてほしい。
浦和の南萌華は、ハードマークとオフサイドトラップを使い分けて“国立決戦”でも躍動。手詰まりの局面で劇的なゴールを奪った高橋はな(浦和)と五嶋京香(AC長野)も評価。遠藤優(浦和)や宇津木瑠美(東京NB)など、1試合ごとの出場時間が短いスーパーサブ、クローザーにも拍手を送りたい。
GKでは、I神戸の山下杏也加が、僚友の献身にも支えられて開幕から8試合連続の無失点で、チームの独走状態を作り上げた。相手に研究された終盤は失点も増えたが、ともに1-0で勝利した前半戦の東京NB戦や後半戦の千葉L戦など、シーズンのカギになる試合で勝利を引き寄せた。
長いシーズンの中で上昇曲線を描いた大宮Vの有吉佐織は、鮫島彩、乗松瑠華らとチームを支えた。佐々木繭(浦和)、高平美憂、万屋美穂(ともにマイ仙台)、北川ひかる(アルビレックス新潟レディース)らには、代表争いへの参戦機会を増やしてほしい。
浦和の南萌華は、ハードマークとオフサイドトラップを使い分けて“国立決戦”でも躍動。手詰まりの局面で劇的なゴールを奪った高橋はな(浦和)と五嶋京香(AC長野)も評価。遠藤優(浦和)や宇津木瑠美(東京NB)など、1試合ごとの出場時間が短いスーパーサブ、クローザーにも拍手を送りたい。
GKでは、I神戸の山下杏也加が、僚友の献身にも支えられて開幕から8試合連続の無失点で、チームの独走状態を作り上げた。相手に研究された終盤は失点も増えたが、ともに1-0で勝利した前半戦の東京NB戦や後半戦の千葉L戦など、シーズンのカギになる試合で勝利を引き寄せた。
千葉Lの清水栞は、最終ラインと協力しながら、半年あまりの短期間で堅陣を構築。マイ仙台の松本真未子も、好セーブで再三、チームを救った。
WEリーグのベストイレブン、MVPなど公式表彰選手は、多くの試合に出場した選手間の投票で決定し、6月7日に行なわれる「2021-22 WEリーグアウォーズ」で発表される。果たして投票結果はどうなるのか。
筆者はGKの山下をMVPに推すが、シーズンを見守ったファン・サポーターにも、それぞれのベストイレブン、MVPがいるはず。ひとりずつ名前を書きだして、ファン同士で見せ合ったり、投票結果と照らし合わせたりして、ファーストシーズンを最後まで楽しんでみてはいかがだろうか。
文●西森彰(フリーライター)
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