日本にサッカー文化が根付くよう、陰ながらサポートを続けたい。

前回大会の柏レイソルvsラヌースは、両チームともかなり熱くなるシーンも見られた。スルガ銀行チャンピオンシップで5連敗中の南米代表だが、その王者のプライドが、ゲームを盛り上げる要因だ。(C)SOCCER DIGEST
――スルガ銀行としては、日本サッカー界に対して今後どのようなサポートをしていくつもりでしょうか。
「我々としては、やはり日本サッカーのさらなる発展を願っています。アルゼンチン、ブラジル、ドイツ、スペイン、イングランド……といった、いわゆるサッカー先進国と、いつか肩を並べる日が来ることを夢見ております。
ヨーロッパや南米の強豪国のように、日本にサッカー文化が根付くよう、陰ながらサポートを続けていきたい。その一助として、スルガ銀行チャンンオンシップの開催、そして天皇杯につきましても、特別協賛という立場として、日本サッカーを応援させていただいております」
――日本サッカーの現状をどのように見ていますか。
「とてもすばらしい成長を遂げていると思います。1993年にプロリーグが誕生し、2002年にはワールドカップの招致に成功しました。ワールドカップでもベスト16に進出し、そして、たくさんの日本人選手が海外で活躍するようになりました。ただ、日本サッカーがさらに上に行くためには、先ほども述べたように、サッカーが文化として根付かないといけないと感じています」
――日本サッカーの育成についてはどのように捉えていますか。
「日本の育成年代が成長すれば、日本サッカー界全体がレベルアップしていく。ひいては日本のA代表のレベルアップにもつながると思います。やはり輝かしい未来をつくるためには、育成レベルからの強化に力を注ぐべきでしょう。
最近はUー20ワールドカップ、Uー17ワールドカップなど、年代別の代表チームがアジアでの予選を突破できず、世界大会への出場を逃している状況が続いています。言葉を変えれば、育成レベルから世界的な経験が必要だと感じています」
――育成の強化・発展に関して、具体的なサポートは考えているのでしょうか。
「今年から『静岡ゴールデンサッカーアカデミー2015』というプロジェクトの一環として、『スルガカップ2015静岡国際ユースU-15サッカー大会』という、国際大会を開催します。これまで2009年から6年間、静岡県のUー12の選手および指導者を対象にサポートしてまいりましたが、今年からはグローバルな大会へとリニューアルし、その対象を静岡のみならず、日本全体に広げていくことにしました。
静岡には『SBS国際ユースサッカー大会』という歴史のあるユース世代を対象とした国際大会がありますが、我々も世界基準の大会を開催させたいという想いをずっと抱いておりました」
――開催日はいつになるのでしょうか。
「10月10日から12日の連休です。参加チームは国内3チーム、海外3チームの合計6チーム。今年はブラジルのイトゥアーノFC、メキシコのプーマスFC、タイのチョンブリーFCを招致して、静岡スタジアムエコパで開催いたします。日本からは名古屋グランパスエイトのUー15、静岡県からは清水エスパルスとジュビロ磐田を中心としたふたつの選抜チームが参加します。
また、大会アンバサダーとして元メキシコ代表監督のヘスス・ラミレス氏を招聘し、静岡県の選手と指導者向けのサッカークリニックを開催いたします。彼は2005年にはUー17メキシコ代表を率いて優勝に導いたことのある、世界基準の育成のスペシャリストです。育成の強化・発展というのはやはりトップチームの強化につながると信じております。ぜひいろんな刺激を受けて成長してほしいですね」
「我々としては、やはり日本サッカーのさらなる発展を願っています。アルゼンチン、ブラジル、ドイツ、スペイン、イングランド……といった、いわゆるサッカー先進国と、いつか肩を並べる日が来ることを夢見ております。
ヨーロッパや南米の強豪国のように、日本にサッカー文化が根付くよう、陰ながらサポートを続けていきたい。その一助として、スルガ銀行チャンンオンシップの開催、そして天皇杯につきましても、特別協賛という立場として、日本サッカーを応援させていただいております」
――日本サッカーの現状をどのように見ていますか。
「とてもすばらしい成長を遂げていると思います。1993年にプロリーグが誕生し、2002年にはワールドカップの招致に成功しました。ワールドカップでもベスト16に進出し、そして、たくさんの日本人選手が海外で活躍するようになりました。ただ、日本サッカーがさらに上に行くためには、先ほども述べたように、サッカーが文化として根付かないといけないと感じています」
――日本サッカーの育成についてはどのように捉えていますか。
「日本の育成年代が成長すれば、日本サッカー界全体がレベルアップしていく。ひいては日本のA代表のレベルアップにもつながると思います。やはり輝かしい未来をつくるためには、育成レベルからの強化に力を注ぐべきでしょう。
最近はUー20ワールドカップ、Uー17ワールドカップなど、年代別の代表チームがアジアでの予選を突破できず、世界大会への出場を逃している状況が続いています。言葉を変えれば、育成レベルから世界的な経験が必要だと感じています」
――育成の強化・発展に関して、具体的なサポートは考えているのでしょうか。
「今年から『静岡ゴールデンサッカーアカデミー2015』というプロジェクトの一環として、『スルガカップ2015静岡国際ユースU-15サッカー大会』という、国際大会を開催します。これまで2009年から6年間、静岡県のUー12の選手および指導者を対象にサポートしてまいりましたが、今年からはグローバルな大会へとリニューアルし、その対象を静岡のみならず、日本全体に広げていくことにしました。
静岡には『SBS国際ユースサッカー大会』という歴史のあるユース世代を対象とした国際大会がありますが、我々も世界基準の大会を開催させたいという想いをずっと抱いておりました」
――開催日はいつになるのでしょうか。
「10月10日から12日の連休です。参加チームは国内3チーム、海外3チームの合計6チーム。今年はブラジルのイトゥアーノFC、メキシコのプーマスFC、タイのチョンブリーFCを招致して、静岡スタジアムエコパで開催いたします。日本からは名古屋グランパスエイトのUー15、静岡県からは清水エスパルスとジュビロ磐田を中心としたふたつの選抜チームが参加します。
また、大会アンバサダーとして元メキシコ代表監督のヘスス・ラミレス氏を招聘し、静岡県の選手と指導者向けのサッカークリニックを開催いたします。彼は2005年にはUー17メキシコ代表を率いて優勝に導いたことのある、世界基準の育成のスペシャリストです。育成の強化・発展というのはやはりトップチームの強化につながると信じております。ぜひいろんな刺激を受けて成長してほしいですね」