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発足から3年半、森保Jは苦闘の経験をW杯イヤーにどう生かす? 波乱の船出、批判を呼んだアジアでの惨敗…

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2022年01月14日

欧州クラブでチームの主軸を担う選手も登場

シュツットガルトで目覚ましい活躍を見せる遠藤。ドイツでも有数のファイターに成長した。写真:龍フェルケル

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 最重要課題の1トップ問題に関しては、その後も鈴木武蔵(ベールスホット)や浅野拓磨(ボーフム)、オナイウ阿道(トゥールーズ)らをトライするも、大迫不在の穴は埋めきれなかった。課題は今現在も解決されないままだが、遠藤航(シュツットガルト)、伊東、鎌田、守田英正(サンタクララ)らが所属クラブで結果を出し、チームの軸を担う存在に成長していくという朗報もあった。こうした成果もあり、21年3月に再開された2次予選後半戦ではモンゴルに14-0、ミャンマーに10-0など大勝。終わってみれば、8戦全勝・総得点46・総失点2という圧倒的な数字を残すことに成功した。
 
 一方の五輪代表も、久保や田中碧(デュッセルドルフ)、中山雄太(ズヴォレ)、板倉らが戦力となり、2020年1月にアジアで惨敗した時とは嘘のように充実したチームになった。2021年のテストマッチでは久保と堂安が躍動。守備陣にもオーバーエージの吉田、酒井、遠藤が加わったことで強固な集団が生まれつつあった。

 発足当初からの数々のアクシデントを乗り切った森保監督。彼は大いなる自信を胸に、1年延期となった東京五輪、W杯アジア最終予選へと挑めるはずだった……。(後編へ続く)

※次回は1月15日に掲載します。

文●元川悦子(フリーライター)
 
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