確定した準々決勝の4カードはこちら!

死闘を演じた関東一(手前)と矢板中央(奥)。こちらも終盤の劇的弾で決着がついた。写真:徳原隆元

東山(赤)vs長崎総科大附(白黒)戦は拮抗した好バトルに。会場を大いに沸かせた。写真:田中研治
キックオフ直後から目まぐるしい展開となったのが、関東一vs矢板中央の一戦だ。前半5分に関東一がFW本間のシュートのこぼれ球をFW肥田野が決めて先制すると、22分に矢板中央は途中出場MF星の仕掛けからPKを奪取し、これをDF島崎がモノにして同点に追いつく。しかし関東一はその5分後、肥田野のループヘッドを相手GK藤井が弾いたところをMF若松が押し込んで、突き放した。
矢板中央は後半6分にふたたび試合を振り出しに戻したが、決勝点を奪ったのは関東一。後半38分、肥田野の絶妙なパスに抜け出した本間が豪快ショットをねじ込み、死闘に終止符を打った。
駒沢会場の第2試合では、機動力の長崎総科大附と堅守を誇る東山が激突。立ち上がりから攻守に切り替えが早いスピーディなゲーム展開となり、両チームとも球際で泥臭くをボールを奪い合う。拮抗した試合は、ようやく前半29分にゴールが生まれる。東山は自身のシュートのこぼれ球に鋭く反応したFW藤枝がハーフボレーで合わせ、豪快にゴールに蹴り込んだ。
その後も互角の好バトルが繰り広げられ、試合は終盤へ。“次の1点”をもぎ取ったのは東山だった。後半23分、相手のパスをカットしたMF阪田が右サイドを突破して、強烈ミドルを放つ。これがポストを叩き、こぼれたところをFW芦谷が叩いてリードを広げた。終盤にも藤枝がこの日2点目を決めた東山が勝利し、初のベスト8進出を決めた。
矢板中央は後半6分にふたたび試合を振り出しに戻したが、決勝点を奪ったのは関東一。後半38分、肥田野の絶妙なパスに抜け出した本間が豪快ショットをねじ込み、死闘に終止符を打った。
駒沢会場の第2試合では、機動力の長崎総科大附と堅守を誇る東山が激突。立ち上がりから攻守に切り替えが早いスピーディなゲーム展開となり、両チームとも球際で泥臭くをボールを奪い合う。拮抗した試合は、ようやく前半29分にゴールが生まれる。東山は自身のシュートのこぼれ球に鋭く反応したFW藤枝がハーフボレーで合わせ、豪快にゴールに蹴り込んだ。
その後も互角の好バトルが繰り広げられ、試合は終盤へ。“次の1点”をもぎ取ったのは東山だった。後半23分、相手のパスをカットしたMF阪田が右サイドを突破して、強烈ミドルを放つ。これがポストを叩き、こぼれたところをFW芦谷が叩いてリードを広げた。終盤にも藤枝がこの日2点目を決めた東山が勝利し、初のベスト8進出を決めた。
3回戦の全スコアと準々決勝のカードは以下のとおり。
◆3回戦(1月2日)の全結果
静岡学園(静岡) 8-0 宮崎日大(宮崎)
前橋育英(群馬) 2-1 鹿島学園(茨城)
桐光学園(神奈川) 1(5PK3)1 帝京長岡(新潟)
青森山田(青森) 3-1 阪南大高(大阪)
大津(熊本) 3-1 佐賀東(佐賀)
関東一(東京B) 3-2 矢板中央(栃木)
高川学園(山口) 1-0 仙台育英(宮城)
東山(京都) 3-0 長崎総科大附(長崎)
◆準々決勝(1月4日)の対戦カード
[等々力]
第1試合:青森山田(青森)vs東山(京都)
第2試合: 桐光学園(神奈川)vs高川学園(山口)
[フクアリ]
第1試合:前橋育英(群馬)vs大津(熊本)
第2試合:静岡学園(静岡)vs関東一(東京B)
構成●サッカーダイジェストWeb編集部