ビッグスターの来訪も「憧れる感じを出したくない」
昨シーズンの後半戦からロンメル加入した斉藤は、半年で9試合に出場したものの、スタメンは3試合に留まりゴールという結果を残せなかった。
「最初はキツかった。練習が終わってから、午後が暇すぎて一人でサッカーをしていました。それでちょっとコンディションが上がらなかったのかもしれません。今はもう慣れました」
“一人でサッカー”とは、リフティングや壁当てをしていたのだろうか?
「はい。一人でイメージしながら壁当てしたりして、うまくいかないと『うわあ!』って叫んでいました(笑)。コロナでレストランも開いてなかったし、一人だし本当にやることがなかったので。時差もあって日本に電話もかけづらかったし……。今は試合に出ていることが心の支えになっています。(異国での生活は)本当にすべてサッカーで左右されますね」
昨シーズン終了後、日本に一度帰り、夏の合宿でチームに再合流してから、すっかりベルギーのサッカーや生活に馴染んでいったのだという。
「今から思うと、ベルギーに来てから半年の経験がすごく生きていると思います」
「最初はキツかった。練習が終わってから、午後が暇すぎて一人でサッカーをしていました。それでちょっとコンディションが上がらなかったのかもしれません。今はもう慣れました」
“一人でサッカー”とは、リフティングや壁当てをしていたのだろうか?
「はい。一人でイメージしながら壁当てしたりして、うまくいかないと『うわあ!』って叫んでいました(笑)。コロナでレストランも開いてなかったし、一人だし本当にやることがなかったので。時差もあって日本に電話もかけづらかったし……。今は試合に出ていることが心の支えになっています。(異国での生活は)本当にすべてサッカーで左右されますね」
昨シーズン終了後、日本に一度帰り、夏の合宿でチームに再合流してから、すっかりベルギーのサッカーや生活に馴染んでいったのだという。
「今から思うと、ベルギーに来てから半年の経験がすごく生きていると思います」
ロンメルはムスクロン戦を『ファミリーデー』と銘打ってアカデミーの全チームを招待し、キックオフ前からお祭りのようだった。
さらに、この試合にはロンメルの母体であるシティ・フットボールグループの幹部と、マンチェスター・シティのGKエデルソン、FWガブリエウ・ジェススが来賓として訪れた(ブラジル代表の活動に参加した両選手は、英国での隔離を避けるためにベルギーへ直接入り、19日に行なわれるチャンピオンズ・リーグのクラブ・ブルージュ戦に備えるという意図もあった)。
この日、ロンメルは普段の緑のユニホームではなく、マンチェスター・シティのアウェーキットと同じようなデザインのセカンド・ユニホームをまとってプレーした。セレソンの2人はキックオフのイベントに参加したり、試合後の選手・観客との集合写真に応じるなど、ロンメルの選手やファンに素晴らしい思い出を残した。
「びっくりしました。最初は誰だろうと思いました」と斉藤はビッグスターの来訪を振り返る。
「でも、自分は『あの人だ、あの人だ』というのは嫌なんですよ。俺もプレーヤーとしてそこを目指していているので、憧れる感じを出したくない」
斉藤の目指すものとは?
「チャンピオンズ・リーグの決勝で点を獲りたいんです。それでいろいろ考えて逆算して、ロンメルからステップアップして行くのが近道だと思いました。ロンメルで活躍してステップアップしていくのが目標なので、何をしても満足できないですね。喜ぶときは喜びますけれど満足はしないようにしていきたいです。今日はゴールを決めた反面『いっぱいチャンスがあったな』と、どうしても思ってしまいます。昨日、(ベルギー1部でプレーする)三笘(薫)選手がハットトリックしました。すごいですよね。人と比べたらいけないんですが、そういう危機感が芽生えています。今日、点を決めましたが、『もっとゴールを決めることができたな』ということのほうが強いんです」
取材・文●中田徹
【PHOTOギャラリー】日本代表戦を彩る美女サポーターたちを一挙紹介!
さらに、この試合にはロンメルの母体であるシティ・フットボールグループの幹部と、マンチェスター・シティのGKエデルソン、FWガブリエウ・ジェススが来賓として訪れた(ブラジル代表の活動に参加した両選手は、英国での隔離を避けるためにベルギーへ直接入り、19日に行なわれるチャンピオンズ・リーグのクラブ・ブルージュ戦に備えるという意図もあった)。
この日、ロンメルは普段の緑のユニホームではなく、マンチェスター・シティのアウェーキットと同じようなデザインのセカンド・ユニホームをまとってプレーした。セレソンの2人はキックオフのイベントに参加したり、試合後の選手・観客との集合写真に応じるなど、ロンメルの選手やファンに素晴らしい思い出を残した。
「びっくりしました。最初は誰だろうと思いました」と斉藤はビッグスターの来訪を振り返る。
「でも、自分は『あの人だ、あの人だ』というのは嫌なんですよ。俺もプレーヤーとしてそこを目指していているので、憧れる感じを出したくない」
斉藤の目指すものとは?
「チャンピオンズ・リーグの決勝で点を獲りたいんです。それでいろいろ考えて逆算して、ロンメルからステップアップして行くのが近道だと思いました。ロンメルで活躍してステップアップしていくのが目標なので、何をしても満足できないですね。喜ぶときは喜びますけれど満足はしないようにしていきたいです。今日はゴールを決めた反面『いっぱいチャンスがあったな』と、どうしても思ってしまいます。昨日、(ベルギー1部でプレーする)三笘(薫)選手がハットトリックしました。すごいですよね。人と比べたらいけないんですが、そういう危機感が芽生えています。今日、点を決めましたが、『もっとゴールを決めることができたな』ということのほうが強いんです」
取材・文●中田徹
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