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【三浦泰年の情熱地泰】もがき苦しみ決断した末に…豪州戦はまさしくマネジメント力の勝利だ

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年10月16日

負けられない状況で内容のあるサッカーが出来た要因は?

終盤に劇的な決勝ゴールを奪った日本。三浦氏は森保監督のマネジメントの力を讃える。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 日本はカタール・ワールドカップ予選を1勝2敗・勝点3でホームでのオーストラリア戦を迎え、見事に勝利した。内容も結果も良い試合だったと思う。

 1-1のまま引き分けで終わっていたとしても内容は良かった。しかし人は結果が付いてこないと内容さえも悪くしてしまう。

 そうなると結果から逆算して内容を決めることになる。その2つとも、獲得したオーストラリア戦は次に繋がる試合になるであろう。

 しかしこの内容と結果が、次も取れると決まった訳ではない。そこでチームをどうマネジメントしていくかが大事になる。

 負けられない状況で内容のあるサッカーが出来た。その要因として挙げられるのは、人を変え、システムを変え、采配を変え、気持ちを変えたという点だ。

 まさしくマネジメント力だ。ブレたのではない。マネジメントしたのだ。
 
 オーストラリアの試合は過去の試合として、データとして残った。ただ、ベトナムに勝って日本と同勝点となったオマーンに得失点差で下回り、勝っても順位は下がった。

 しかし内容と結果を獲得できた。順位は下がったが、自信は向上したはずだ。

 新しい試合はまた違う。まだまだ続く最終予選。

 自分も良いマネジメントが出来るよう、これからも悩み、苦しみ、数多くの決断をしていきたい。

2021年10月16日
三浦泰年
 
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