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【識者に問う|日本代表は何点? 指揮官は続投?】合格点には届かぬも新戦力台頭で明るい兆し

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2021年10月14日

アウェー2連戦が控える中で即時の体制変更は得策ではないが、ベトナムとオマーンに取りこぼせば

豪州戦後、森保監督はスタジアムのサポーターに向けて、感謝と決意を語った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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Q2 森保監督は11月以降も続投か、それとも解任すべき?

A 条件付き続投
 オーストラリア戦勝利を受けて、日本サッカー協会の田嶋幸三会長も「今は代えるタイミングにない」と語ったというが、11月にすぐベトナム、オマーンとのアウェー2連戦が控えていることを考えると確かに即時体制変更は得策ではない。チームに希望が見えてきた時だけに、もう少し森保監督で継続し、ここからV字回復できるかどうかを見極める方がベターと言っていい。

 ただ、今の日本は残り6戦で全勝しても、2位以内を確保できるかどうか分からない状況。ベトナム・オマーンに取りこぼしをした場合には思い切った決断が必要になってくる。その次の中国・サウジアラビアホーム2連戦は1月末~2月にかけてで、立て直しの時間的余裕が生まれるため、ここは待ったなしの対応が求められてくる。

 キャプテン・吉田麻也(サンプドリア)が「森保さんほど選手ファーストの監督はなかなかいない。みこしを担ぎたい」と話したように、選手の自主性を重視する指揮官のやり方にプレーする側は好感を抱いているし、絶対的信頼も寄せている。

 だが、監督というのは、ここぞという時に迅速な決断が必要になるし、時には非情な要求も突きつけなければいけない。そういう厳しさを森保監督が持てるのか否かが続投への分かれ道。オーストラリア戦で柴崎岳(レガネス)を先発から外したように「調子が悪ければ誰でも下げる」といった毅然とした態度をここから先は示すこと。彼が延命するにはそういう注文もつけたいところだ。

文●元川悦子(フリーライター)

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