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危機的状況の今、長友佑都に思い出してほしい。日本代表に必要な“3年前の熱い言葉”【編集長コラム】

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2021年10月11日

心にはきっと誰よりも凄まじい…

スイス戦の翌々日に金髪にした長友。スーパーサイヤ人を彷彿させる姿だった。写真:滝川敏之

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 その日以降、長友の言動とプレーは確かな説得力を持った。だからこそ、今回の危機を乗り越えるうえでキーマンのひとりが長友と考えていた。ちょうど21年10月10日にオンライン取材があったので、本人を直撃。「金髪の話」を引き合いに出して、「そのうえで今回、どうチームに働きかけるべきか、長友選手自身の役割を教えてください」と問うと、次のような答が返ってきた。

「結果が出ていない時に下を向くのが一番よくないと考えています。もちろん結果を受け止めて、反省はしないといけないけど、強い気持ちで前に進まないといけない。そこの大切さを南アフリカ(ワールドカップ)やロシア(ワールドカップ)の前とか、結果が出なくて、なかなかチームが難しい時にどうやったら、この先、みんなが前を向けるかを考えて、ロシアの時に金髪にしたのもそのひとつだったんですけど、今回は金髪にするというわけではないですけど自身の経験はしっかりと伝えていきたい」
 
 正直、スイス戦翌々日に話を訊いた時ほどの熱量は感じられなかった。それでも、心にはきっと誰よりも凄まじい闘志を宿しているはず。今の日本に必要なこと、それは戦術云々の前に“長友が3年前に語っていたこと”ではないか。

 長友自身にも、是非、オーストラリア戦の前に当時の言葉を思い出してもらいたい。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集長)
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