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【浦和×C大阪|ルヴァン杯・準決勝第1戦展望】成長過程にある両者のバトル。タイトルへの強い想いが原動力に

カテゴリ:Jリーグ

2021年10月06日

C大阪――攻守における規律の構築に力を注ぐ

C大阪の予想スタメン

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ルヴァンカップ準決勝第1戦
浦和レッズ対セレッソ大阪
10月6日(水)/19:00/埼玉スタジアム2002

C大阪|準決勝までの戦績
▼準々決勝
1 G大阪(H)●0-1
2 G大阪(A)〇4-0

[C大阪|浦和との第1戦展望]
 8月末、新たに小菊昭雄監督が就任して以降、セレッソ大阪は公式戦を10試合戦った。結果は4勝6敗と黒星が先行しているが、その中には、ガンバ大阪とのルヴァンカップ準々決勝も含まれている。ホームで行なわれた第1戦こそ0-1で落としたが、続くアウェーでの第2戦に4-0で勝利。“大阪ダービー”を制し、準決勝進出を果たした。

 今回の準決勝で対戦する浦和レッズとは、先月のリーグ戦で対戦し、0-2で敗れている。内容面でも大きな差を感じさせる結果に終わったが、だからこそ得たモノもある。「完敗の中で、私たちの学びも大きかった。チームが一つひとつ積み上げて前進している姿を今回の準決勝で見せたい」と指揮官は意気込みを語る。

 浦和のボール保持にどう対抗するか。浦和のプレスをどう回避してボールを運ぶか。セレッソとしては、直近のリーグ戦での敗戦を教訓に、どう修正して試合に臨むかがカギになる。もっとも、どのような内容でも、決勝進出という結果こそが最も重要なことでもある。粘り強い戦いの中から勝機を掴むことも大切だ。
 
 8月中旬から9月の終わりにかけて公式戦13連戦を戦ったチームにおいて、途中から指揮官に就任した小菊監督は、選手層の底上げを図りつつ、攻守における規律の構築に力を注いできた。まだまだチームは発展途上ではあるが、タイトルを欲する渇望とチームの一体感は、クラブとして初戴冠となった4年前にも負けていない。

 当時はコーチの立場でタイトル獲得に貢献した指揮官は、「(決勝進出へ向けて)最後までチームが一体感を持って、全員の力で決勝進出を強く思うこと。チームのために走る、戦う、自己犠牲すること。そういった姿勢が大事になる」と言葉に力を込めた。

 ファイナル進出を懸けた180分プラスアルファの戦い。まずは第1ラウンドとなるアウェーでの一戦。全員で攻守に規律を持ってプレーし、「いい守備からいい攻撃につなげて」(西尾隆矢)浦和撃破を目指す。

取材・文●小田尚史(サッカーライター)
 
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